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「あ、Aちゃんー!やっと来た、遅かったねー」
準備室から出てきた天童。やっぱり天童か。
「Aさん、とりあえず体操服に着替えてきてもらえる?それと体育館シューズね。」
「はい。」
「着替え場所は......。」
「トイレで着替えます。」
「そう、じゃあ15分後に、でいいですか?監督。」
「ああ。」
『失礼します。』と一礼して体操服を取りに教室へ向かう。
*
「AAです、夏休みいっぱいまでですがよろしくお願いします。」
沢山の部員の前で自己紹介をする。
今述べたように、私がマネージャーでいられるのは精々夏休みいっぱいまで。
これでも一応受験生だからね…。
と考えながら部員たちの顔を一通り眺める。
と、ぱちっと目が合った黒髪の......ええっと…
「工、大丈夫か?」
「は、はい!!」
そうそう、工君!五色工君。一年生唯一のスタメンだって、英太が話してたなー。
私のことをじーっと、キラキラした瞳で見つめてくる。
え、何この子可愛い!!
「…(にこ」
「っ!!///」
にっこりと笑いかけると顔を真っ赤にして隣の白布君の後ろに隠れる。
可愛いー!!
特に前髪が…。
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紫癸(プロフ) - 千弘さん» 遅くなってしまい申し訳ございません!ありがとうございます!至らない点ありますがどうぞよろしくお願いします!! (2018年1月23日 17時) (レス) id: a874f4c2b5 (このIDを非表示/違反報告)
千弘(プロフ) - めっちゃ面白かったです!次続編読むので楽しみです!! (2018年1月11日 10時) (レス) id: 99ade87467 (このIDを非表示/違反報告)
紫癸(プロフ) - 蒼生さん» ご指摘ありがとうございます!すぐに修正いたします。 (2017年3月15日 17時) (レス) id: 87abf74f68 (このIDを非表示/違反報告)
蒼生(プロフ) - あと、マネージャーを紹介する場面でも、夢主の苗字が変換されません (2017年3月15日 17時) (レス) id: b4dfbbc7a2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼生(プロフ) - 三年生雑談会2が、友達役のこの名前が変換されなくなってますよ (2017年3月15日 17時) (レス) id: b4dfbbc7a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫癸 | 作成日時:2016年12月19日 21時