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「はぁ、」
なんてため息をつきながらも、すぐに気がついて
行動してくれるのがオッパ。
「はい、」
素直に口を開けると、ふーふーして口に運んで
くれる。
小言を言いながらも甘やかしてくれる彼に、
わたしの口元はゆるゆるで。
「何にやけてんの」
『ジフンオッパ今日優しいなあと思って』
「いつも優しいし」
いつもはこんな事しないし、そもそもわたしから
甘えることなんて少ないものだから少しだけ特別感。
「A、」
『…ん？』
「しんどいならちゃんと言って」
『…うん、』
「迷惑かけたくないってAの気持ちも分かる
けど、俺も心配になるからさ」
普段ならばあまり見ることのないような
眉を下げて、ぽつぽつと話していくオッパに、
すごく申し訳なくなった。
『………ジフンオッパ』
「ん？」
『、ありがと』
「彼氏として当たり前のことしかしてないけど？」
そう言って優しく頭を撫でてくれる。
全部全部オッパの優しさで、
彼が与えてくれる優しさにいつか恩返ししなきゃ、
なんて思った。
彼の大きな手で撫でられると、充分過ぎるほど
眠ったはずなのにまた睡魔が襲ってくる。
『…なんか、また眠たくなってきた、』
「ん、じゃあ薬飲んで寝よう」
頭から手が離れ、薬と水を渡される。
どうしてか、少し離れただけでも彼の体温が
恋しくなって、
気がつけば��一緒に寝よう��なんて言葉を
口に出していた。
「……風邪移るし」
『そしたらわたしが看病してあげる』
「え〜Aに俺の看病できるの？」
『そのくらいできるよ〜』
「はいはい、ほら早く飲んで」
なんて、また頭をポンポンして
軽くあしらってくるものだから、思わず彼の袖を
掴む。
『……ね、おねがい』
「……………わかった」
髪を雑にかきながら布団の中に入ってきてくれる
ジフンオッパの顔が少し赤く染まっている。
嬉しくなって素直に薬を飲んだあと、
彼にくっつく。
「ちょ、暑いんだけど」
なんてことを言われても、弱っているからなのか
甘えたくなってしまうらしい。
既に半分夢の中に入りかけている頭をなんとか
働かせて伝える。
『オッパ、すき』
「……俺も」
そんな言葉と共に額に柔らかいものを感じながら
再び眠りについた。
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しけのり(プロフ) - る るさん» こんばんは、コメントありがとうございます！返信、遅くなってしまいすみません…！嬉しいお言葉ありがとうございます☺︎やっとですが投稿出来ましたので読んで頂けると嬉しいです😌 (2022年5月22日 21時) (
レス) id: 6d2ef5ed88 (このIDを非表示/違反報告)
る る - いつも読んでます！最高です、、😭 更新大変だとは思いますが頑張ってください！！ 毎回きゅんきゅんしてます 🤤 (2022年5月1日 12時) (レス) id: f0c007650d (このIDを非表示/違反報告)
しけのり(プロフ) - りかさん» こんばんは、コメントありがとうございます！投稿を楽しみにしていただけてるなんて、とても嬉しいお言葉です🥹只今頑張ってお話を書いている途中なのでもう暫くお待ちください☺︎ (2022年4月27日 19時) (レス) id: 6d2ef5ed88 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - 次の投稿楽しみにしてます＾＾ (2022年4月26日 15時) (レス) id: eaa1cd6714 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しけのり | 作成日時：2022年4月8日 10時
