裏切られた少女はアルケミストに (ページ4)

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『おいっしー！このお茶もお茶菓子もサイッコーです！本日はお誘いありがとうございます！龍之介先生！』

龍之介「いやいや、流華ちゃんが喜んでくれてよかった。それにしても…そのぬいぐるみは、とても気に入っているみたいだね？」

『はい！光太郎先生がわざわざワタシ達の為に作ってくれたぬいぐるみですもの！いつも持ち歩いてますわ！それは当たり前ではなくて？Aもね、とても喜んでたんですのよ！』

絶賛、お茶会中！
メンバーは、治先生、龍之介先生、光太郎先生、花袋先生です！

花袋「だってさー、光太郎先生、良かったですね？」

光太郎「嫌、僕もそこまで喜んでくれて嬉しいよ。頑張って君たちの為にデザインした甲斐があるよ。」

治「ふっふふー！その子の名前を決めたのは流星の小説家のこの俺なの、忘れないでね！」

『もちろん！あ、そういえばこの子…エンジェには意味がある名前をつけたと別の先生から伺ったわ！
そのお話、ワタシ聴きたい！』

治「な、なんと！んん！ではこの場をお借りして…
この子の名前、実は漢字で書くと、こう書くんだ。」
治先生は紙とペンを持ってきて、漢字を書いた。
『縁寿』と…

治「子のぬいぐるみはいや、流華ちゃん、Aちゃんの事を考えて作られているからね？昔、辛い事があったから、Aちゃんは心を閉ざしてしまった…でも、流華ちゃんが支えたから今、俺たちと一緒にお茶を飲んだり、図書館の仕事や色々な事もやっている…。だから、その縁が繋がってやがて君たちに寿…お祝いってとっても嬉しい事とかあるよね？そうだな…俺的にはその寿の後の幸福が沢山この2人に贈られますように、って意味！流華ちゃんには難しいかな？」

『ええと、なんとなく、ワタシ達2人の縁とその縁が運んでくれる幸福？をワタシ達に渡したいっていう必死な想いは伝わったよ！』

治「ううーん…やっぱ難しかったか。」

って言いながらも頭を撫でてくれる、この先生が此処にいる先生達がワタシもAも大好きだ

その時…
ふと嫌な気配を感じたワタシはケェキを食べるフォークをその気配の方に投げつけた…

そしたらね、この世で1番嫌いな人達の声が聞こえたの…。