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『♪君への涙はあの日と同じ〜♪♪
揺るがぬ想いはあの日と同じ〜♪♪』

私は今、眠ってるAの為に歌ってる
少しでも早く安定して一定期間中起きていられますように…!って願いながらね!

あ、自己紹介しなきゃね!
ワタシは鏡流華!
Aのもう一つの人格!

今はこの帝國図書館の特務司書ってのがワタシの仕事で一応運が良ければAも出てくるの!

ワタシは此処ではちょっと特殊?な存在だけど。
此処では認められる、そんな感じ?

あーあ、嫌な事思い出したわ!
お茶でもしてこようかしら?この時間帯なら…

治「あ!司書さん居た!今、今、あ、あ、芥川先生が司書さんと俺とお茶したいって!あ、俺たちは流華ちゃんとお茶でも、Aさんとお茶でも大丈夫ですけど…体調は…?どうですか?」

こっちの太宰治はワタシ達の事をちゃんと考え心配してくれる、良い人だ。
ワタシはAを呼ぶけど…反応がない事を伝えてワタシで良ければお茶会に出席するという旨を伝えた。

まさか、一部をあの人間に見られて居たなんて…

〜〜紅葉サイド〜〜
何処か懐かしいあの子の歌声が聞こえた。

私は無意識にその場へ行って、驚いた…。

何故か?
あの子は…目を離したすきに何処かのビルから飛び降りて、死 んだとばかりに思うておったからじゃ。

確かに死 体は無かったがかなりの血の量じゃったし、身体の傷も酷かった…じゃから、鴎外殿も、探偵社の者たちも死 んだと思い、その償いきれぬ罪に嘆いておった。無論、私もじゃ…何故、あの時あの子から目を離したのだ、と…。

しかし…わからぬ…そなたの性格、それに…1番気になるのは…そなたの名…

あの男は最初にAを流華と呼び、その後にAの名を口にした…。

流華という者とAの関係は?此処では遠すぎて会話は全て聞こえなかったが…。

流華と呼ばれたあの子に良う似た女子は誰じゃ?
それにAには双子の様な血縁者はおらぬ筈…。

此処で言えるのは…あの女子…流華、は全く無関係ではない。

探偵社とマフィアに報告し、あとで調べるしかないかの…と思い私はマフィアに足早に戻って行った。

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作者名:楼寿 | 作成日時:2018年2月3日 14時

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