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【Tシャツ】2 ☆ ページ2

「こうなっちゃったら、トロントにいる時はどうにもできなくて本当につらいです。」

「九尾は羽生くんの日常生活にも悪い影響を与えているのか…。」

「しかも少しずつ大胆になってるような気がするというか…。」

突然部屋の中に風が吹いたり…。とお父さんとの話の内容がポルターガイスト的なものになると、改めて妖怪って多種多様だなと思う。

「今身体の中のどの辺にいる?」

「わかんないです。けど…たぶんお腹の奥のあたりでちっちゃくなってる感じ、かな。」

「A、ちょっと触ってみてくれないか。」

「え!」

二人の視線がいきなり私へと向けられて焦る。
また羽生くんのお腹に触れろと?!いくらお父さんのお願いでもそれはさすがに抵抗がある。

「九尾がどういう風に動くのか羽生くんに聞きたいんだ。」

「え〜…。」

横目で嫌そうに拒否のオーラを出すのだけど、そんなの通用するわけもなく…。

「あ、直接触って。」

「えぇ?!」

しかも本人からさらに上の要求がきた。

「その方がお父さんたちにも分かりやすいんじゃない?」

つかえーえーうるさいよ。と、さりげなく小声で突っ込みも入る。

「それは、Aが直接触れた方が九尾がより強く反応するということかな。」

「そうなんです。花山さん、早く。」

「……。」

私の気持ちなんてまるで無視だ。
一応、年頃の女の子なのに、男性の身体に直に触れるなんて…。
どうしたものかと、ためらっていると…。

「もう、めんどくさいなぁ。」

「あっ!」

なんと羽生くんが私の手首をぐっと握って、強引に自分のお腹へと導いた。

Tシャツをめくって肌がむき出しになっているので、当然あたたかい体温が手のひらに伝わる。

しかも、硬い…。腹筋が割れてるんだろうけど、とにかく硬い!

「あ…今背中の方に移動した。」

私の動揺っぷりを無視しつつも、やっぱりつらいのか、羽生くんが座ったままの体制で少し前屈みになる。

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鹿(プロフ) - みなみさん» 触れるとか設定は、適当なんですけどね^^まあ差別化ということで。次移行なんですけど、このままでは現実の羽生さんに追いつくので、どうしようかなーと模索中です。 (2019年7月5日 16時) (レス) id: ac41a7df10 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - おっと、何やらゆづがいつもと違って、ますます展開が楽しみです!狐耳、触りたい〜!!本人には見えているだけで触れないなんて、不思議ですね。 (2019年7月4日 13時) (レス) id: 42f93678ff (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みなみさん» 狐耳にはあまり深い意味はなかろうと思います。ただ、二人を繋ぐものが何もなくなってしまうと、お話を進めにくいので、伏線のようなものでしょうか。でも、耳ついてるのを妄想しながら色々見返すという妄想観賞ができます。←! (2019年7月1日 7時) (レス) id: ac41a7df10 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - るりさん» ついつい連続で更新してしまいました。出し惜しみは絶対王者がお気に召さないので(笑)でもみなさん注目ポイントが違ってて面白いですね(*^^*)ちなみに狐さんはもう出てきません。あっさり消えました。 (2019年7月1日 7時) (レス) id: ac41a7df10 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - ゆなさん» 常に気になる所で終わっちゃうという(笑)後2話手前だともっと気になるかなーと思って、これでも足しておきました。たくさん更新するのは、自分が読者側だったら嬉しいからです(*^^*) (2019年7月1日 7時) (レス) id: ac41a7df10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鹿 | 作成日時:2019年6月21日 16時

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