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【不安】4 ★ ページ41

★ゆづサイド

視察先での夜。
ベッドで休んでいると、コツコツと何かが窓ガラスを叩く音で目が覚める。

「…?」

なんだろ…。
気になるので、ここがお城ではないことはわかっている中、まだはっきりしない目をこすりつつ音のした方まで行ってみる。

確かこの部屋は一階だったよな…。
でもって、外にはウッドデッキがあったはず…。

「誰なの…。」

こんな時間に申し送りでもあるのかと、月明かりを頼りにカーテンを明ける。

すると大きな鳥が一羽。ガラス越しに俺の目の前にたたずんでいた。

「コウノトリ…。」

驚いて息を飲む。どうやらくちばしでつついていたようだ。
俺は急いで重く施錠された窓ガラスを開けた。

「どうしたの。俺に用事?」

そっと屈んで目線に合わせる。
鳥だと分かっているけど、何故か今このコウノトリに神秘的な何かを感じるのだ。

静まり返った時間や第六感的なものが働いたのかもしれない。
とにかく放ってはおけない何かを感じる中で俺から語りかけると、なんとこの子が心の中に直接話しかけてきた。

“王子さま…城に戻ったらすぐに世継ぎを…皇子をお作りください”

え…。
鋭い眼差しとは逆に、その声はとても優しい女性の声で、まるで母さんのようだ。
でも当然のごとく、どうしてわざわざこんなことを?という疑問がわき起こる。

てかこれ夢かな…。野生の鳥が意思をもって俺に話しかけてくるなんて普通じゃありえないし、そもそもフェイじゃあるまいしテレパシーなんて…。

「それは…何か理由でもあるの。」

俺はとりあえずこれ以上深く考えずに、あくまでも優しくこの子に問いかける。
そもそも本当に目の前のコウノトリが話しているのか信憑性は薄いし。

するとコウノトリは真っ直ぐに俺を見つめてこう続けた。

“近々、王子さまの身体に異変がおこるでしょう”

「えっ?」

少し大きな声が出てしまった。
異変?…それって。

“今世継ぎを作らねば、氷の国は途絶えてしまいます”

「な、何言ってんの…。」

さらに聞き捨てならないことを言われて衝撃を受けると同時に、その微妙な言い回しの内容に息を飲む。

“今なら、私は王子さまに子を授けることができます”

「……。」

かなり衝撃的な情報を整理する中で言葉を失う。
そもそもこのやり取り自体が夢か現実かわからないのに、いきなりこんなこと…。
正直、頭の中がパンクしそうだ。

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鹿(プロフ) - 心菜さん» 羽生さん大変^^;でも、若いから大丈夫っぽい!金沢の楽はいろいろ変なことがあったけど、本人でもないのに、なんでそんなに想像するのかな〜という感じ。ま、こんなん書いてる時点で私が一番アウトですけども! (2018年6月5日 17時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
心菜(プロフ) - 神戸、静岡はアーティストが代わるので別プロですね。7/1がFaOIオーラスで翌日授賞式。忙しい〜(><)クワド跳んでくれるのは嬉しいけど、ステイヘルシーで! (2018年6月3日 15時) (レス) id: 15da2c977a (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みなみさん» ショーに授賞式に忙しいですね。練習大乗かなー。リハビリになっていいかも?このお話も長く続きすぎて、飽きられてるかなーとおもう今日この頃。次のお話も決まってないし、もう少しお付き合いください〜^^; (2018年6月3日 7時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 碧海さん» 羽生さんの幸せだけをただ願っています^^お話に触れてくれてありがとうございます〜。次移行なので、もう少しお待ちください〜〜 (2018年6月3日 7時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 心菜さん» そんな近くで羽生さんを!すごい…。神戸公演では、また違うプログラムなのかなーと勝手に思っているのですが、昨日はついに4回転でましたね!^^ (2018年6月3日 7時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鹿 | 作成日時:2018年4月5日 18時

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