【お世話】1 ☆ ページ37
☆主人公サイド
ゆづ王子へのお手紙を準備し、それを向かいの部屋にいるフェイさんへ渡して自室に戻ったら、シロが巣箱をかじっていた。
「あ、お腹すいたのかな。」
そう言えばこの部屋へ連れてきてから何も食べさせてなかった。
怪我を早く治す為にも、食事は必要だ。
私は無いよりましかと思い、おやつとしてお城から持ってきていたクッキーを荷物から出して、シロの前に置いてみた。
「今お菓子しかないの。お肉取ってくるから待っててね。」
食べるかどうか分からないけど、とりあえず私はシロを残して一階へと向かう。
「お肉お肉…。」
ぴょんぴょんと階段を降り、早歩きでキッチンへ行く。
人の気配を感じながら中へ入ると、ジョニーさんと真凜が夕食の準備をしていた。
まだ時間が早いので案の定不思議がられる。
「Aさま？まだ夕食の時間ではありませんよ。」
どうかしましたか？と真凜が顔を出す。
「あの、狐さん用のお肉を少し分けて貰えない？」
私は近くにいたジョニーさんにも聞こえるように声をかける。
そして、きっと狐は肉食だろうからと生のお肉をお願いしてみた。
「それはいいけど、その分人間の食べる量が減ってしまうよ？」
ジョニーさんに怒る風でもなく言われて、確かにそうだなと思う。
「では私の分を減らしていいから。」
別に私は肉なんてなくても大丈夫だ。
すると気を利かせたつもりの私に、ジョニーさんから意外な言葉が返ってきた。
「王女さま、それは出来ないな。」
「え…。」
今度ははっきり困ったように言われて戸惑う。
何故かなと思っていると、ジョニーさんが私の元まで近寄ってこう言った。
「王女さまのために用意された食料なのに、貴女が食べないのなら僕らだって口に入れることはできないよ。」
「……。」
「それに、量もきっちり一週間分しかないから、狐にあげるのは難しいかな。」
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鹿(プロフ) - yukiさん» 本当ですか？！うれしいです！！ひとつ、里帰りする話でも書きたいなーと思ったのですが、すんごい長くなりそうで今だ執筆に至っておりません(笑)ファンタジーは設定を気軽に無視できるので、書いてて楽しいです！ (2022年1月1日 8時) (
レス) id: ac41a7df10 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - このシリーズが、大好きです。番外編とかあったら読みたいです。 (2021年12月30日 23時) (レス) id: e391a6e98e (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みなみさん» 私もリアルタイムで見てました＼(^o^)／ノーミスしてさらにその上の事をしないと上位にはいけませんね。ジャンプを後半に持ってきたり、繋ぎも大事何だなーと思いました。でもやっぱり羽生さんは別格だ(笑) (2017年12月24日 21時) (レス) id: 5b18a5bb03 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 女子フリー、みんなの頑張りに涙が滲みました。バンクーバー五輪の代表選考で中野友加里さんとあっこちゃんとの勝負を思い出しました。うう〜、本当に２枠しかないの？辛いですね〜。２位の２枠目は坂本さんが優位かな、とは思います。さっとん、本当におめでとう！！ (2017年12月23日 23時) (レス) id: e2f297e7a8 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みなみさん» 羽生さん。今年の運勢、健康面あまり良くないんですよね。来年頑張って欲しいですね(・∀・)全日本はたぶん…チラ見かな(笑)女子は気になりますね！！狐さんの正体、かなり先になりそう？！ (2017年12月21日 16時) (レス) id: 5b18a5bb03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2017年11月18日 0時
