【イクメン】5 ☆ ページ28
☆主人公サイド
本当はまだ小さい翔くんをリンクに連れていくのは抵抗があったけど、ゆづがあまりにも家にばかりいるので、スケートへ誘ってみたのだが…。
駐車場へ着くなり、たくさんの荷物を持って歩くゆづは、市民のみなさんにどう見られているだろうか…。
スケートの道具のみならず、翔くんセット一式を軽々と担いですたすたとリンクへと進んで行くゆづの後ろを、私が抱っこ紐で前向きに子供を抱えてついて行く。
それにしてもゆづ、鼻歌とか歌っちゃってさ。
やっぱり滑りたかったんじゃないの？素直じゃない(笑)
「先入りな。」
ゆづがドアを開けたまま待っててくれるので、私は少し小走りに入り口をくぐった。
「ありがとう。」
「ふふ。」
いくつになってもかわいい笑顔だなーと思いながら、三人で受付へ。
すると連絡してなかったのか、受付の方に驚かれた。
「え？！今から一般開放ですけど…。」
「いいんです。もうすぐ奈々美先生のクラスが終わるはずだから、その後でみんなと滑ります。」
ゆづの声に、周りに何人かいるお客さんが遠巻きにこっちを見ている。
心なしか、私も…。
「と、とりあえず奈々美先生に知らせて来ますね！」
「ありがとございまっす。」
受付からくるっとこっちへ向き直すゆづ。
その視線は勿論、翔くんに注がれていて、はじめてのリンクへのお出掛けにご満悦の様子だ。
「リンクの外から見てようか？」
一応もこもこのダウンも着せて準備は万端だ。
「だな。寒いから、あっちのガラス張りの部屋から見ててよ。」
ゆづはこれから着替えなので、翔くんセットを受け取って、見学者や保護者が寒くないように併設されている部屋へ一足先に行くことにする。
「じゃあね。」
「うん。ばいばい、翔。」
「……。」
我が子に手を振るゆづがふざけているようにも見えて、なんだか恥ずかしい。
家じゃないんだぞ。と思いながら、受付を後にした。
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みゅーちゃん(プロフ) - 鹿さん» はーい笑 (2018年8月26日 12時) (
レス) id: 1cf252bae5 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みゅーちゃんさん» 気長にお願いしますね〜〜＾＾； (2018年8月26日 8時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - 鹿さん» そうなんですね。楽しみにしています！ (2018年8月24日 17時) (レス) id: 1cf252bae5 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みゅーちゃんさん» 実は私も気になります笑 いつか書きたいのですが、なんにせよロシアで何するんだよっていう知識のなさが行く手を阻んでいます＾＾；羽生さんも世界へ行って何がしたいのか。コーチ的な？それともアドバイザー的な？謎です笑 (2018年8月24日 16時) (レス) id: 73ad5e2308 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - 完結してしまったんですね…。寂しいです。なんか正直ロシアに行った後が気になります笑 (2018年8月24日 2時) (レス) id: 1cf252bae5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2017年7月3日 16時
