【卵焼き】3 ☆ ページ9
☆主人公サイド
シャワーから上がると、ゆづが何やら電話をしていた。
口調からして怒ってる？なんだか近寄りがたい雰囲気なのでリビングには近寄らないことにする。
「それじゃあ相手はすぐには分からないってことですか？」
相手？全然わからないからとりあえずメイクでもしようと、道具一式キッチンのテーブルに置く。
「今日は日曜日だし、出掛けようかな〜。」
かわいい服着て〜、おしゃれして〜。ゆづと一緒には…ちょっと無理かな？
「然るべき所に相談しちゃいます？あ、だめ(笑)」
ここからソファーまでの距離でも充分にゆづの声が聞こえてくる。
然るべき所？警察じゃあるまいし…。ま、私には関係ないか。
ベースメイクをしながら鼻歌をうたう。
「久しぶりにお洋服買いに行こうかな〜。」
お給料も出たし、最近一人で遊びにいってない。
「さっき撮られたやつは回収できます？あ、微妙。そこは頑張って下さい。」
もうゆづの会話の内容を理解するのはやめて、メイクに集中することにする。
ファンデーション塗って、チークも塗って…。ふふん♪
だんだん完全に近づいてくる。後は眉を書いて…アイメイク、と。
「雪大丈夫かなー。ゆづに送ってもらおうかなー。」
最後にリップを塗って…出来た。
鏡で確認してから、メイク道具の蓋を閉めて元の位置に戻しておく。
「分かりました。それまで家で大人しく過ごすようにします。ではよろしくお願いします。」
ちょうど電話も終わったみたいなので、メイクを見てもらおう。
「ゆづー、見て？かわいい？」
「ん？あぁ、かわいいよ。でも休みの日にまでメイしなくてもいいんじゃね？」
うーん…そう言われると頑張った甲斐がないな。
「これからお出かけしようかなーって。ゆづ、ショッピングモールまで車で送ってくれる？」
手を顔に添えておねだりしてみる。一応雪だし外寒いし、電車で行くのは気が引ける。
「あ、ごめん今日外出禁止。」
…へ？
さらっと言われて立ち尽くす私。
「ちょっ…なんでよ！後は服を着替えるだけなのにぃ〜。」
しかもいつもより気合いを入れてメイクしたんだよ？！
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鹿(プロフ) - 心菜さん» あってもなくても。ひぎゃあ〜！ってなります＾＾ (2017年4月26日 16時) (
レス) id: 13cf42ba90 (このIDを非表示/違反報告)
心菜(プロフ) - 鹿さん» ありますよww……で、良いんですかw。書くだけならいくらでも！(爆笑) (2017年4月25日 17時) (レス) id: 81bea81c1e (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 心菜さん» 投げキッス最高でした！所で本物のキスは経験あるんですか？！って質問したいです(笑)そしてさらっと、ありますよ♪って言って欲しい(・∇・)そんな妄想を今朝しました。 (2017年4月25日 15時) (レス) id: 13cf42ba90 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - suzuranさん» 私も皆さんの小説で癒されたいなぁ！(T_T)さすがに国別の時はあまり更新なくて寂しかったです。私の小説が誰かの楽しみになってたら嬉しいですが、益々やめられなくなってしまいますね(笑) (2017年4月25日 15時) (レス) id: 13cf42ba90 (このIDを非表示/違反報告)
心菜(プロフ) - 何で田中君には対抗心燃やすかなぁw。そこも主人公ちゃんの可愛いとこなんですが。国別ＥＸの白鳥さん＆crazy(投げkiss付)！生声絶叫ありがとう！にすっかりヤられています(*^^*) (2017年4月24日 21時) (レス) id: 81bea81c1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2017年4月5日 14時
