【ジュンジュン】4 ☆ ページ36
☆主人公サイド
四大陸選手権の男子フリー。
ジュンジュンが見ろって言った意味が私でもよくわかった。
「あー！なんでこれで優勝出来ないの？！」
最終滑走のアメリカ人の男の子。
ぽんぽんとジャンプを跳んで、そのまま１位を守り抜いた。
「サルコーのミス…。」
それに尽きる。とゆづは潔く自分の失敗だと認めている。
「でもさ、こんなの点数だけじゃなくない？なんていうか…うりゃー！って勢いの加点欲しいよね。」
「…なんだそりゃ。」
だって最後のアクセル、うりゃー！って心の叫びが聞こえたもん。
「やっぱり表彰台の真ん中にゆづがいないなんて変な感じ。」
「人を優勝の常連みたいに言うな(笑)」
だけど、テレビに映る表彰式のゆづ。心なしか、表情が笑ってるようで笑ってない気がするのは気のせいかな？
「あー悔しい。」
「お前が悔しがってどうする(笑)」
今はそうやって笑ってるけど、当時はものすごく悔しかったくせに。
「あ、でも考えてみたらジャンプのミスがなかったらこの演技は生まれなかったわけか…。」
ジュンジュンがゆづのファンになることもなかったのかもしれない。
「そういう意味ではすごく勉強になった。」
冷静だったし。とゆづが言う。
「ジュンジュンにメッセージ送ろ、四大陸見たって。」
そしてどれだけ感動したか報告しなくちゃ。
テーブルに置いていた携帯を手に取ってツイッターを起ち上げる。
えっと、私的にはゆづが１位だけど、スパイダーマンに心惹かれて…。
「貸せ。」
「あっ！」
文字を入力している途中でゆづに携帯を奪われる。
「なになに、スパイダーマン？…俺よりボーヤンなの。」
横目でにらまれる。
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鹿(プロフ) - みゆさん» ごめんなさい！ミスでお話が飛んでしまっていたので、直しました。もう見れますので、よろしければぜひ〜＾＾； (2017年3月21日 16時) (
レス) id: 4e9137a26b (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - すみません…続編ってログインしなくちゃ見れないんですか？私、ログインしていなくて…お話が気になるので… (2017年3月21日 16時) (レス) id: 5c1a484834 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - ゆめもちさん» ゆづはエキシビションでも真面目ですもんね。今他のスケーターがやっている、お芝居して滑るなんて、絶対やらないんだろうなーと思います(^○^) (2017年3月21日 16時) (レス) id: 4e9137a26b (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - suzuranさん» 引退してからのお話を考えるのって、時々難しいですね。こんなに長くなってしまったので尚更です(*^_^*)毎回ネタを妄想するのが大変！楽しいけど(笑)なので主人公にはまだまだ迷走してもらいます！ (2017年3月21日 16時) (レス) id: 4e9137a26b (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 心菜さん» なんでもゆづにさせちゃうとか面白いなぁーと(*^_^*)得意そうじゃないですかー。子育て。まだまだ先の話ですが。後三年待ちましょう(笑) (2017年3月21日 16時) (レス) id: 4e9137a26b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2017年3月6日 15時
