【ガーン】6 ★ ページ29
★ゆづサイド
今日はいつもより少し早く帰ってきたA。
晩ご飯も用意してくれて、今日一日ゆっくりさせてもらった俺は、ソファーでテレビを見ながらくつろいでいる。
久しぶりに卵焼きも作ってくれたし。
ふふ。美味しかったな。
ショーの疲れもほぼなくなったし、また明日からリンクで練習かな。
ふとAを見ると、まだキッチンで何かしている。
「Aー、こっち来ないの？」
一人ソファーに座っているのが寂しくてつい声をかけてしまった。
「今お弁当の用意してるの。ちょっと待ってね。」
お弁当？
「ひょっとして明日の？」
「うん、会社に持ってくの。」
まじか！
俺は思わず立ち上がってキッチンをのぞき見る。
「Aが弁当なんて、一体どうした(笑)」
コンビニ信者だったのに。
「晩ご飯の残りを詰めれば立派なお昼ご飯になるなぁって。」
近くまで行って中を見ると、今日Aが買ってきたお惣菜の残りと卵焼きが入っていた。
なるほど。立派な弁当だ。
「ご飯は？」
「朝炊けるようにセットした。…これでよし。」
蓋をして冷蔵庫へ入れる。
「へぇー、やるじゃん。」
なんだか主婦っぽくなってる。
「私だってやればできる！さて、テレビ見ようっと。」
小走りにリビングへ行ってソファーに座ると、勢いがよすぎてAの身体が少し跳ねた。
「ねぇ。今日遅刻しなかったの？」
今朝から気になっていたことを尋ねる。
「大丈夫、ぎりぎりセーフだった。」
真っ直ぐテレビを見たまま答えるA。そっか、間に合ったんだ。
俺も隣に座ったら、何故か不意にすり寄ってきた。
…どうしたんだ？いつもとどこか違うような…。
とりあえず気にせずにそのまま好きにさせておいて、二人でテレビを見る。
すると今度は腕を絡めてきた。
「どした？(笑)」
さすがに気になるな。
でも決して嫌じゃないから俺もAの頭を撫でてやる。
「んー？別になんでもないよ。」
そのままずるずると俺の膝に頭を乗っけてきて、膝枕みたいになった。
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鹿(プロフ) - みゆさん» ごめんなさい！ミスでお話が飛んでしまっていたので、直しました。もう見れますので、よろしければぜひ〜＾＾； (2017年3月21日 16時) (
レス) id: 4e9137a26b (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - すみません…続編ってログインしなくちゃ見れないんですか？私、ログインしていなくて…お話が気になるので… (2017年3月21日 16時) (レス) id: 5c1a484834 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - ゆめもちさん» ゆづはエキシビションでも真面目ですもんね。今他のスケーターがやっている、お芝居して滑るなんて、絶対やらないんだろうなーと思います(^○^) (2017年3月21日 16時) (レス) id: 4e9137a26b (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - suzuranさん» 引退してからのお話を考えるのって、時々難しいですね。こんなに長くなってしまったので尚更です(*^_^*)毎回ネタを妄想するのが大変！楽しいけど(笑)なので主人公にはまだまだ迷走してもらいます！ (2017年3月21日 16時) (レス) id: 4e9137a26b (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 心菜さん» なんでもゆづにさせちゃうとか面白いなぁーと(*^_^*)得意そうじゃないですかー。子育て。まだまだ先の話ですが。後三年待ちましょう(笑) (2017年3月21日 16時) (レス) id: 4e9137a26b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2017年3月6日 15時
