【ピーナッツ】7 ☆ ページ7
「終わった…？」
「一緒にいてこんなに楽しい女の子他にいないです。なのにもう二度とAに会えないんじゃないかって思ったくらいの事故で…。あんな光景目の当たりにした俺の気持ち分かります？！」
急に前のめりになって少し腰を浮かせるゆづ。
あの時、気を失っていたからどんな状況だったのか分からなかったけど、本当に心配してくれてたんだ…。
「そんなひどかったの？お母さん知らなかったわ。」
「目が覚めた時さっさと帰ったこと、ちょっと根に持ってるから。」
身体も自由に動かなかったというのに。
「もう絶対に離したくないんです。というか…少しでもそばにいたいから…。一緒に暮らさせてくれませんか。」
「結弦君…。」
お父さんとゆづが見つめ合っている。
その二人の世界に、誰も言葉を発することができない。
「絶対に、僕じゃなきゃだめなんです…。Aの隣には。」
柴犬じゃだめなんです…。と私達にしかわからないことを言い出したので、これは完全に酔っているなと確信する。
「し、しかしだな…。」
ここまで言っても首を縦に振らないの？
よーし、それなら…。
「お、お父さん！私からもお願い。先の事はまだ分からないけど、今はゆづと少しでも長く一緒にいたいの。」
ゆづがこれ以上変なことを口走る前に話をまとめてしまいたくて、思いきって私が締めにはいる。
「A…。」
これにはゆづが驚いたのか、私をガン見した。
「そうか…二人の気持ちは固いのか…。」
お父さんが残っているビールを一気に飲んだ。
テーブルにコンと置いた音が優しい。
「お父さん、許してあげたら？」
「…あぁ、そうだな。」
「ありがとうございます！」
勢いよく頭を下げるゆづ。
それに続いて私も同じようにする。
お父さん…なにはともあれありがとう。
ゆづ…後で記憶がないなんて言わないでね。
「そうと決まれば引っ越しね。結弦君、いつ頃を考えているの？」
お母さんからの素朴な疑問に、私もいつがいいかな、と想像する。…来年かな、切りもいいし。
「明日にしましょう。」
「へ？！」
「年末にばーっとやっちゃって、気持ちも新たに新年を迎えよ。」
大掃除も出来るし。とゆづが笑顔で言う。
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鹿(プロフ) - 智枝さん» そんなに！いいですね〜…。こんなお話書いてる場合じゃなく、試合見に行ってみたいです。だけど関西じゃあ…大阪くらいかな。そしてまた妄想に走る！ (2017年3月4日 21時) (
レス) id: 081c59540b (このIDを非表示/違反報告)
智枝 - そっかー残念や！来月の国別対抗や16日のセレモニーにも行く予定だよ(笑)当たれば(笑)超絶現場系やなわたし(笑) (2017年3月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 8a519c5c92 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 智枝さん» いろんな場所で本人に遭遇してるんですねー。すごい、スケート関係なのが羨ましい(笑) こっちはリンクもどこにあるのか知らないですもん。来季は全ての試合が遠いので行ける所なんて一つもありそうにないです(´д｀|||) (2017年3月4日 10時) (レス) id: 081c59540b (このIDを非表示/違反報告)
智枝 - 私はフィギュアの現場によく行くので、羽生さん次第で今年はFaoi DOI NHK杯 名古屋GPF 全日本 そしてオリンピックに行く予定だよ〜！どこかでお会いできるといいな〜☆ (2017年3月4日 0時) (携帯から) (レス) id: 8a519c5c92 (このIDを非表示/違反報告)
智枝 - 出来るだけ長く話を引っ張って欲しいな〜！子どもに教える羽生氏、、、そういえば以前都内某アイスリンクで見かけた時は後ろにくっついていた子ども(私の子を含む笑)達に練習しなくていいの？大丈夫？って言ってたなぁ(笑)まぁ羽生さん見たら後を追いたくなるわな(笑) (2017年3月4日 0時) (携帯から) (レス) id: 8a519c5c92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2017年2月14日 16時
