【ピーナッツ】6 ☆ ページ6
「マニアックな部分を追及している時って、一番生きてて楽しい瞬間なんですよ。生まれて来て良かったー！ってなります。」
ぐっと拳をにぎって、ゆづが笑顔になる。
「私はマニアじゃないよ！」
「誰もAがマニアだなんて言ってないから。あれだな、Aは頭ん中がなんとなく昭和っぽいんだよ。行動もなんか変だし皆が知ってること知らないし。でもそこがマニア心をくすぐるっていうか。」
「それは日本にいなかったからで…！」
「まぁまぁ、A落ち着きなさい。結弦君、それだと君がマニアと言うことになるけど…。」
そうだ。マニア向けである私を選んだゆづがマニアじゃなかったらおかしいし。
「…どちらかというとマニアックな方です。調べ出すととことんやらないと気がすまないんです、僕。」
あっさり認めちゃった…。
そ、そうなんだ。だからあんなにたくさんイヤホン持ってるんだ。
「A、普通じゃないもんね…。」
お母さんがゆづにビールを注ぎながらしみじみと言う。
てかいつの間にかコップ一杯も飲んでる！
「最近普通に向かって頑張ってますよ。」
少しろれつの回っていないゆづの報告に、え？！と私の両親が驚く。
もう、さっきから何！これでも実の親？
失礼にもほどがある。
「仕事もプライベートも。まぁプライベートは僕が色々教えてますので安心してください。仕事なんて部下を一人かかえてますからね、もはや立派な上司ですよ？」
「ほ、本当なの？！出世したの？」
「…一応。」
誰にも言ってないけど、お給料だってほんのちょっとだけ上がった。
「驚いた…。結弦君はAのことならなんでも知ってるんだな。」
「成り行きですけどね。一緒に仕事したりするので。」
アイスショーなどで。とゆづがまたビールに口をつけて…。
大丈夫かな、倒れたりしないかな。
「以前はそのショーで怪我して、結弦君にも迷惑をかけて申し訳なかったね。週刊誌にも載ってたし…。」
お父さんが例の事故の話をすると、ゆづが突然、とんでもないです！と声をあらげた。
そして辛そうな表情になって…。
「ショーで怪我した時なんて、俺の人生終わったって思いましたよ…。」
今度は声のトーンが沈んだ。
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鹿(プロフ) - 智枝さん» そんなに！いいですね〜…。こんなお話書いてる場合じゃなく、試合見に行ってみたいです。だけど関西じゃあ…大阪くらいかな。そしてまた妄想に走る！ (2017年3月4日 21時) (
レス) id: 081c59540b (このIDを非表示/違反報告)
智枝 - そっかー残念や！来月の国別対抗や16日のセレモニーにも行く予定だよ(笑)当たれば(笑)超絶現場系やなわたし(笑) (2017年3月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 8a519c5c92 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 智枝さん» いろんな場所で本人に遭遇してるんですねー。すごい、スケート関係なのが羨ましい(笑) こっちはリンクもどこにあるのか知らないですもん。来季は全ての試合が遠いので行ける所なんて一つもありそうにないです(´д｀|||) (2017年3月4日 10時) (レス) id: 081c59540b (このIDを非表示/違反報告)
智枝 - 私はフィギュアの現場によく行くので、羽生さん次第で今年はFaoi DOI NHK杯 名古屋GPF 全日本 そしてオリンピックに行く予定だよ〜！どこかでお会いできるといいな〜☆ (2017年3月4日 0時) (携帯から) (レス) id: 8a519c5c92 (このIDを非表示/違反報告)
智枝 - 出来るだけ長く話を引っ張って欲しいな〜！子どもに教える羽生氏、、、そういえば以前都内某アイスリンクで見かけた時は後ろにくっついていた子ども(私の子を含む笑)達に練習しなくていいの？大丈夫？って言ってたなぁ(笑)まぁ羽生さん見たら後を追いたくなるわな(笑) (2017年3月4日 0時) (携帯から) (レス) id: 8a519c5c92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2017年2月14日 16時
