【年末年始】4 ★ ページ13
「嫌なら姉ちゃん達がいない日にするけど？」
「待って！同じでいいから、うん。行くよ。」
大丈夫。と自分に言い聞かせるようにうなずくA。
これ完全にお兄さんを頼る気だな。
「じゃあ親に連絡しとくから。荷物は？もう片付いたの。」
iPhoneを操作しながら何気なく尋ねる。
「うん。疲れたからお腹すいちゃった。」
背伸びをしながらキッチンへ向かう。
「じゃあさ、お蕎麦食べよ！」
もう夕方だし、今から食べて夜はゆっくりテレビ見て〜…。
「そうだね。でも年末忙しくてお蕎麦作る練習出来なかったー…。」
手を洗いながらAが頼りなさげに言うので、俺もキッチンへ入る。
「麺茹でるだけじゃん。」
「うん。あ、私卵焼き焼こう。」
「それいいな、食べたい。」
「じゃあゆづが年越し蕎麦作ってね。」
「まかせて。」
かちゃかちゃとフライパンを出したり鍋を出したりする。
鍋に水を入れて火にかけたらAが、あ！と声をあげた。
「新しい食器が増えてる。」
戸棚を開けて驚いている。
ふふ、気づいたか。
「ちょこちょこ増やした。いつまでも割りばしとかやだし。」
「ゆづが買いに行ったの？」
「うん、A最近忙しかったじゃん。一緒に行きたかったけど無理だったから。それに姉ちゃんのベビー用品買いに行くのに運転手頼まれちゃってさ。ショッピングモールについていった時に色々買っといた。」
「そうなんだ、ありがとう。お姉さん、いつ生まれるんだっけ。」
冷蔵庫から卵を出しながら言う。
「春じゃない？母さんがちょう楽しみにしてたわ(笑)」
性別は教えてくれなかったけど、身内に赤ちゃんが増えるなんて想像できないな。
「すごいな…赤ちゃんなんて、私絶対に無理。」
え。
絶対に無理。という言葉に俺が固まる。
「いやいや、頑張れよ。欲しいだろ？」
俺たちの子供。
「いらないよー。子育てなんて興味ないし。」
今度はボールに卵を割りながらさらっと言われる。
「いるって！子供は絶対にいる！」
「ゆづが生む訳じゃないのにどうしたの？(笑)」
そこ、笑うところじゃないから。
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鹿(プロフ) - 智枝さん» そんなに！いいですね〜…。こんなお話書いてる場合じゃなく、試合見に行ってみたいです。だけど関西じゃあ…大阪くらいかな。そしてまた妄想に走る！ (2017年3月4日 21時) (
レス) id: 081c59540b (このIDを非表示/違反報告)
智枝 - そっかー残念や！来月の国別対抗や16日のセレモニーにも行く予定だよ(笑)当たれば(笑)超絶現場系やなわたし(笑) (2017年3月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 8a519c5c92 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - 智枝さん» いろんな場所で本人に遭遇してるんですねー。すごい、スケート関係なのが羨ましい(笑) こっちはリンクもどこにあるのか知らないですもん。来季は全ての試合が遠いので行ける所なんて一つもありそうにないです(´д｀|||) (2017年3月4日 10時) (レス) id: 081c59540b (このIDを非表示/違反報告)
智枝 - 私はフィギュアの現場によく行くので、羽生さん次第で今年はFaoi DOI NHK杯 名古屋GPF 全日本 そしてオリンピックに行く予定だよ〜！どこかでお会いできるといいな〜☆ (2017年3月4日 0時) (携帯から) (レス) id: 8a519c5c92 (このIDを非表示/違反報告)
智枝 - 出来るだけ長く話を引っ張って欲しいな〜！子どもに教える羽生氏、、、そういえば以前都内某アイスリンクで見かけた時は後ろにくっついていた子ども(私の子を含む笑)達に練習しなくていいの？大丈夫？って言ってたなぁ(笑)まぁ羽生さん見たら後を追いたくなるわな(笑) (2017年3月4日 0時) (携帯から) (レス) id: 8a519c5c92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2017年2月14日 16時
