【頑張るぞ】4 ★ ページ39
★ゆづサイド
朝からトレーニングをぶっ通しで7時間してやった。
「腹減った…。」
何か食べよう。
さすがに昼食も食べずにやっていると、頭がおかしくなりそうだ。
シャワーを浴びてまた洗濯機を回す。
もうすっかり一人暮らしにも慣れてきた。
「あ、iPhoneが光ってる。」
そう言えば今日ほとんど放置してた。
タオルで髪を拭きながら、キッチンのテーブルに置いていたiPhoneを手にとって、画面をタッチする。
「…Aからだ。」
ほぼ一週間ぶりのメッセージ。
…緊張する。
重い内容だったらどうしよう…と少し読むのをためらったけど、それだと誕生日の時のAと同じになるので、思い切って開いた。
『今日晩ご飯持って行くから、紅白の続きを見ようね(・ω・)』
…なんだ、軽いじゃねーか。
ほっと胸をなで下ろす。
いや、これを送ってくるのには、相当勇気がいったに違いない。
まぁお互い少し時間が経って落ち着いたかな。
「これ、一時間前に来たやつか…。」
ってことはもうすぐここへやってくるのかな。
ご飯まだだし、ちょうどよかったかも、と思っていたらチャイムが鳴った。
Aかな。
急いで玄関まで行く。
鍵を開けると、一週間ぶりに会うかわいい女の子が立っていた。
「こ、こんばんは。」
あれ、ちょっとよそよそしいか。
いつもなら勝手に入ってくるのに。
こないだのことでちょっと距離とったのかな。そんなことしないで欲しい。
「いらっしゃい。入って？」
離れていた時間をうめたくて、笑顔で招き入れる。
そしたらAもにこっと笑った。
お兄さんのこと、少しは自分の中で整理できたのかな。
ま、まだ一週間だし？ゆっくりでいいけど。
キッチンまでたどり着くと、何か独特のにおいがするのに気付いた。
「あ、晩ご飯焼きそばなの。」
Aが静かにテーブルに袋を置いた。
「そうなの？どうりでソースの良いにおいがすると思った(笑)」
「それで…あの、これね？私が作ったんだけど…。」
へ？
「まじで？！」
「期待しないでよ！初めて作ったから美味しくない…かもしれない。」
Aが料理を？！
あんなに苦手だと言ってたのに。
まさか俺のために頑張ってくれたとか…。
やばい、もしそうなら嬉しすぎる！早く食べたい！
俺は袋の中から焼きそばを取り出して、蓋を開けた。
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akiho(プロフ) - もう11までいきましたよ〜。ありがとうございます。 (2017年2月26日 8時) (
レス) id: 84ab421957 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - akihoさん» ちなみに途中、続編へのつながりが悪い箇所があるので、URLをクリックして行ってくださいね〜＾＾ (2017年2月25日 16時) (レス) id: 081c59540b (このIDを非表示/違反報告)
akiho(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにしておきます！ (2017年2月25日 8時) (レス) id: 84ab421957 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - akihoさん» 肉体的には10です＾＾まだまだ続いてますので、がんばって読んでくださいね〜。 (2017年2月24日 18時) (レス) id: 081c59540b (このIDを非表示/違反報告)
akiho(プロフ) - あの、あとどれ位で結ばれるのでしょう(笑) (2017年2月23日 19時) (レス) id: 84ab421957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2016年11月9日 16時
