【知らせ】7 ★ ページ30
「お兄ちゃんは好きだけど…前ほど気にならなくなったかも。」
「それほんと？」
「むしろ今はお兄ちゃんよりゆづの方が…。」
わぁ！
「ス、ストップ！」
地雷を踏んでしまった。ついでに少しブレーキも…。
そうか、Aは常にひとりの人を追いかけるタイプなんだ…。そして今その相手は、俺…なんだな。
「でも後でお兄ちゃんに連絡してみよ。」
元気かなぁ〜。なんて言ってる。
まぁ姉ちゃんに迷惑がかかってないならよしとしよう。
とりあえず今は俺がAを受け止めようじゃないか。…出来る範囲で。
「とりあえずもうマンションに着くから、そうめん喰って早く自分ち帰ろう。」
「まだ行ってもないのにもう帰りの話？…何気に傷付くんだけど。」
…また失敗した。
「ほら、まだ体調が万全じゃないから心配なんだよ。」
「ふーん。」
一応フォローする。
疑いの目で見られているか…。
「早く治さないとリンク寒いからぶり返しても困るし！」
大事なショーだ。ただでさえ寒いの苦手なんだから。
「ま、そうだね。」
納得してくれた…。
決して追い出したい訳じゃないことだけは分かって欲しい。と思いながら、駐車場へと急いだ。
「…ただいま。」
「ただいま！」
二人してただいまを言う。
ん？なんだこれ…違和感がある。
「違うから。お前はお邪魔しますって言え。」
常習化されても困る。
「こだわるね。」
「そこはちゃんとして。」
でないとまた俺が流されてお前のペースになる。
お邪魔します…。と言い直して入ってくるA。
ちょっと心が狭いか、俺。
キッチンで手を洗って時計を見るとまだ五時過ぎ。
晩ご飯にはまだまだ早いけど、A、お腹空いてるのかな。
「ねぇ、そうめん売ってた？」
「一個しかなかったからもう一個はざるそばにした。すぐ食べる？」
「うん、ありがとう。何か口に入れたいなぁ。」
それじゃあと、買ってきた物をテーブルに置く。
「好きな方食べな。」
どっちかなぁ〜…。と、手にとって見比べている。
…なんかすげぇかわいいな、にこにこして。
どっちか選ぶだけなのに、こんなに幸せそうに…。
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akiho(プロフ) - もう11までいきましたよ〜。ありがとうございます。 (2017年2月26日 8時) (
レス) id: 84ab421957 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - akihoさん» ちなみに途中、続編へのつながりが悪い箇所があるので、URLをクリックして行ってくださいね〜＾＾ (2017年2月25日 16時) (レス) id: 081c59540b (このIDを非表示/違反報告)
akiho(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにしておきます！ (2017年2月25日 8時) (レス) id: 84ab421957 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - akihoさん» 肉体的には10です＾＾まだまだ続いてますので、がんばって読んでくださいね〜。 (2017年2月24日 18時) (レス) id: 081c59540b (このIDを非表示/違反報告)
akiho(プロフ) - あの、あとどれ位で結ばれるのでしょう(笑) (2017年2月23日 19時) (レス) id: 84ab421957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿
| 作成日時：2016年11月9日 16時
