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影山side
A「でも影山めちゃくちゃ上手くなっててびっくりした!」
まさかそんな風に言われるなんて、思っても見なかった。
まっすぐ誉められるなんていつぶりだろう。
そういえば、Aはそういうやつだった。
昔から自分の技術をおいて、俺のことをずっと凄い凄いと言っていた。
A「あー知ってるよ、私それ見に行ったもん」
…知ってた?
それなのになんで、俺のことまだ凄いって…
A「確かにあれはセッターとして堪えるよね〜、影山みたいに上手くても失敗とかあるんだなーって思ったけど…」
…それだけ?
あれだけのことがあったのに、まだ俺を見てくれる人がいる。
嬉しかった。
そして同時に、Aは前と何も変わっていないということがわかり、それも嬉しかった。
影山「じゃあ俺、もう練習戻るわ」
A「うん!頑張れ!」
頑張ろう、Aのためにも。
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作者名:ave__17 | 作成日時:2022年3月10日 0時