Keep - り あ る 2"

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緑side






緑｢…なぁ、、、何でおるん？｣



桃｢知らんのよ、流星が勝手に連れてきた｣




え…なにしてんねん流星っ！




桃｢ってか神ちゃん、シゲのこと嫌いになったん？｣





緑｢ぇ？｣


桃｢やって、明らかに気まずそうな顔してたやん｣



緑｢……そ、そう？｣





のんちゃんにはいつか言わなあかんでしょ、と
昨日あった朝からのことを話す。




緑｢、、だけど逃げてきちゃった…｣






桃｢離れようとしてるん？あんだけ好き好き言ってたのに？｣



緑｢そんな好き言うてへんし……｣




桃｢まぁ今回は神ちゃんがやらかしたかな〜
後悔するくらいなら好きのまんまで良かったやん｣




緑｢せやけど、、、｣





のんちゃんが目線を合わせて言う。






桃｢色んなこと考え過ぎないのっ！きっとそう動いたのも
シゲが嫌いになった訳やないんやろ？｣





静かに頷くと続けてくれる。




桃｢素直になりなさいっ！｣




みんなに嘘ついて生きて、だからみんなに嘘をつかれて、
その上恋愛も普通に出来なくて……

考えてた事がのんちゃんの言葉で解けていったような気がする



桃｢ばｯ！神ちゃん泣かないww｣



緑｢泣いてへんじぃ"〜｣



もうぐちゃぐちゃな声やからのんちゃんの笑いも止まらない






桃｢じゃ、落ち着いたらおいで。俺、１回自分の部屋行ってくるから｣



緑｢うん…仲直り、、、したい、、｣



桃｢よし！しよっ！！｣





そう言って恐竜のフードを被せられる




桃｢暑かったら脱いでもええで？
ただそのパジャマかわええから神ちゃん子供みたいやねww｣




緑｢ありがと笑｣




泣いたせいで思考回路が上手く回らず、いじられたのに
お礼で返してしまう、


のんちゃんが部屋から去ると
さっき敷いた布団の上にうつ伏せで寝っ転がる。






……落ち着いたらちゃんとしげと仲直りしに行こう。

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