Keep - りある (ページ40)

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緑side

紫｢ごめんごめん｣

軽く返事してるけど、、入院？！

緑｢なんで！！もう大丈夫なんやろ？？｣

紫｢いや、一応俺って帝やろ？
だから検査入院やねん！｣

めっちゃ心配してんのになんで当人ニコニコしてんの？！
もう呆れる事しか出来ない……

紫｢だからその間の代理の帝を決めてほしかってん。
ほんまは三役の仕事やけど、まだなったばっかりだから
今回は淳太と流星と青砥でやってほしくて、、、｣

ん、ん……
めっちゃ大事なこと言うやん。

緑｢…分かった〜、、調べとくわ。｣

紫｢よろしく！ほなな｣

緑｢えっ、帰っちゃうん？｣

紫｢おん、それだけ伝えに来たから｣

それだけ言って、颯爽と出てってしまう。

お、お？？

"にゃ〜"

緑｢あっ、くらにご飯、、｣

誰だかさんのために少しボーッとしてしまった頭を働かせて
台所に向かう。

▷▶︎▷

黄side

はまちゃんに頼まれて、帝代理を決める1人になった。

でも青砥…神ちゃんは学生やからまだ学校あるから
基本的には俺と流星で下調べとかしなくては……

まぁ、神ちゃんの事やから独自に調べるやろうけどな笑

当人のはまちゃんは、今神ちゃんの家に説得しに行ってる。

濵田家御屋敷では、夜でも意外と人がいて騒がしい。

その雑音をよそに貰った資料を比較する
……と聞こえる声、、

(｢代理の決定権、青砥にもあるらしいよ｣)

(｢なんでなん笑他の三役は違うのに？｣)

(｢媚び振りまいてるんちゃうん？笑｣)

(｢おやめなさい。あの子は帝様を誘っているのだから。｣)

(｢姉様wそれ言えてます｣)

(｢でも可哀想よね。帝様があの子ごときに揺るぐはずがないもの。｣)

あ〜あ。
ボイメを用意してるとも知らずにようようと……

ここら辺でええやろうと、陰口叩いている3人の前に行く。

(｢な、中間様っ、、｣)

黄｢逃げるなら逃げてええよ。｣

そう言うと3人ともそそくさと廊下を後にした。

周りを見渡すと人影が見える。

黄｢誰？｣