Episode4 ページ6
緑side
緑『おはよ〜』
挨拶しながら楽屋に入るとまだ誰も来てない。
珍しいこともあるなぁ
いや、前まで僕がゆっくりすぎただけなんやけど。
スヤスヤ眠る我が子をどうにか起こして、僕の仕事前に朝ごはんタイム。
男やから母乳で育てられないってのはわかっていたから 離乳食だけはせめてでも手作りにしようって決めとった。
緑『ほら、マンマやでぇ？美味し？』
｢っん！｣
緑『ふふ、ゆっくり食べなあかんよ？』
『美味しい』を小さい体で、手で表現してくれてるのが本当に嬉しいなぁ、なんて思ってたら
｢あー｣
緑『？あ、亮ちゃん おはよぉ』
黄｢ん。なんや朝飯か。｣
眠そうな顔をした30代の子犬さんの登場
黄｢しおん 今日もかあちゃんの飯美味かったかー？｣
なんて言いながら しーくんを抱き上げてくれてる。
正直、あんま子供受けとかもやし、本人自体が子供苦手そうやから こうやって毎日構ってくれるのが最初は意外やったし、でも今となっては有難い。
黄｢食いすぎて腸閉塞なったらあかんでー？｣
｢あうっ？｣
緑『ちょ！亮ちゃん！』
黄｢ん？なんか言った？｣
青｢おはよーさん！｣
青｢しおんくーん 元気でちゅかぁ？｣
橙｢おっはよーございまーす｣、
紫｢おはようさん｣
黒｢おはよう｣
気づけば全員集まる男臭い楽屋
橙｢いやぁーん、もうクリクリのお目目っ！｣
黄｢ゴラァ 何汚い手で触ろうとしてんねん！｣
しーくんに触りかけたマルちゃんを一蹴する亮ちゃん。
緑『？亮ちゃんわざわざ手ピカジェルもってるん？』
黄｢ちょ！アホ！｣
紫｢なんや亮 気ぃつかってるやん｣
黄｢だ、だって風邪引いたりしたらあかんやろ！｣
周りに弄られて赤くなってる亮ちゃんが可笑しくて、思わずクスッとしてしまう。
緑『んふ、有難う。でもな？少しくらい風邪ひかんと、強くならんのよ』
緑『でも、守ろうとしてくれるの嬉しい』
きっと風邪をこじらせたら それこそ僕よりこの人たちの方がわちゃわちゃするんちゃうかな。
でも、それはそれでキミが愛されてる証なんよ？
緑『みんなに風邪ひかれた方が困るけどな』
「.............」
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よつば銀行(プロフ) - 一言くらいあってもいいのでは？ (2020年7月9日 23時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆーきゃん(プロフ) - 自由業さんとこでは、ワンコのママの緑さんが、こちらのお話ではリアルオカンに！！緑さん親子とメンバーの絡み...ほっこりします^_^ しーくんのパパは現れるのか...今後の展開が楽しみです！あ、自由業さんのほうも待ってマス！ (2019年5月7日 19時) (レス) id: 9b0edcc515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けろろ | 作成日時：2019年4月26日 9時
