Episode6 ページ6
黄side
“ 花は色を無くすんやで”
“ 加工されて記憶に残りたいやん”
「あー、あかん。頭から離れへん」
「そもそもなんやねんGlass Flowerって」
あの時の大倉の言葉が忘れられないのと、どうも洒落たインテリアには疎い事が重なってパソコンと睨み合っていると背中に突然重みを感じた。
青「なになに？そんな可愛いの調べちゃって」
黄「なんや、章ちゃんか。」
黄 「せや、章ちゃんさGlass Flowerって知っとる？」
青「原色ドライフラワーってやつやろ？」
青「1番綺麗な時に生花のままドライフラワーすんねんて。」
女子系同期なだけあってか流石な情報すぎて ぐうの音も出せんわ…
黄「それってなんか意味あるん？？」
青「ん？永い間綺麗なままを保つだかなんだかやったかなぁ？」
青「プレゼントする人もおるらしいで〜」
黄「永い間な...」
“ 綺麗なまま枯れることなんて”
青「てか、珍しいやん？亮がそんな調べるなんて」
青「好きな子でもできたとかかぁ？」
黄「いや、ちゃうねん！ちゃうくはないけど！あ、」
青「どんな子！可愛い？綺麗？」
黄「どっちなんやろ、でもなんか消えそう」
青「え、ワケありタイプなん？？」
黄「た、ぶん？」
青「へぇ〜 レアキャラやな！」
黄「あのー、章ちゃん？」
青「ん〜？」
黄「男やねん...」
青「へぇ」
黄「リアクションそれだけ？」
青「同性 可愛い ワケあり って最高やん！」
言うんやなかった...この同期見た目に反して男にもオス出すんやった...
黄「やっぱ忘れ、」
青「会わせてな！」
なんかもう、変な失敗した気がしてしゃあなかった
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作者名：けろろ | 作成日時：2018年11月16日 23時
