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Episode11 ページ11
緑side
なんで頷いたのかは分からない、
分からないんやけど。
あの時の亮ちゃんの目を見たら何故かいいかな？って 思ってもうたんや。
でも、店より先、僕の家に来ることでお互いに
傷つくんじゃないかって気もするし、何かが変わるんやないかっても思えてくる。
僕は狡いのかもしれへん。目の前で喜ぶ亮ちゃんを
視界に入れても『部屋に来たら諦めるんやないか』って、そんな悲劇のヒロインみたいな思考を巡らせてるんやから。
きっと亮ちゃんは賭けにきている、はず
亮ちゃん？僕ねきっと亮ちゃんが思うような人ちゃうよ…？狡い、悲劇のヒロインになりたい人間かもしれへんで、、？
声にできない言葉が心の中で必死に叫び響いていた
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作者名：けろろ | 作成日時：2018年11月16日 23時
