不器用な愛の形 2

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朝起きて

電子時計の文字はAM.5:58

ちょっと早く起きすぎたかな

隣で眠る愛おしい彼は

まあ、左手は腰、右手は頭をガッチリホールドしてるものですから

起きれないんですよ！！！！ねえ！！！！









「けいさーん、ベッドからでたいな〜」




ほっぺをつんつんとつつくと

嫌そうに顔をしぼめて

私の手を祓う

おいおい！！

起きてよ！！！！



「けいさん離して〜」

中「やだ」

「起きてるんじゃん」

中「今起きた」

「ベッドから出たいから離し」

中「やだ」




ん〜〜といってさらに力を強めてまた眠りに入ろうとする

…もうあの手しかないな




「今離してくれなきゃ1ヶ月キスしない」


ピクっと鼻を動かす系さん

ははーん、動揺してんな？？


「けいさんそれでいいのーー？？」

中「…チッ」



しぶしぶ離してくれて


時計を見るとAM.6:30


え、30分も経ってるじゃん


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