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43. ページ44











カランカラン



時刻はAM.9:12


んーと背伸びをしてお客様のところへ行こうと思った




「おはようございます、いらっしゃいま……系さん」





系さんがいた







中「よ」

「珍しいですね朝にくるなんて」



なんとなく来たくなったというといつものカウンター席へ






「何か食べたいものあります?」

中「…お前のオススメでいい」




オススメかあ


んーまだ朝だし


あまりガッツリだと胃もたれしちゃうしなあ





「サンドイッチでいいですか?」

中「あぁ、頼む」

































コーヒーとサンドイッチを系さんに出した


コーヒーは甘党なのかブラックなのか分からないけど


なんとなくブラックかな?って思ったら



ドンピシャで



ミルクも砂糖も入れないで飲んだ



あっ、やっぱりブラックかあ




「ふふ」

中「なに笑ってるんだ」

「いや、朝から系さんと会うとなんかいつもと違うなあって」





なんだそれ、と笑う系さんは




消えちゃいそうな笑顔だったから









中「…なんだ」

「消えちゃいそう…だから」






わしゃわしゃって頭を撫でていた




髪の毛崩れちゃうかなって思ったけど




系さんいつも髪型寝癖なのかくせ毛なのか




よーわかんないからいっか







中「俺の真似か」

「そう系さんの真似」

中「はっ、お前らしいな」








サンドイッチを1口食べた



お、今回はどう??



系さん中々口に出して自分の想いを言ってくれないと思うの




美味しい??美味しくない??





中「…うまい」

「え!!」

中「なんだよ」

「だって系さんいつもそんなこと言ってくれないから」





びっくりしちゃった、と言うと



お前の顔に書いてあるんだよって




私も顔に出やすいのかなあなんて































中「美味かった」

「また…!!来てくれますよね」




なんだか心配になってしまった

聞いてしまった








中「…じゃあな」







ねえなんで







また来る、って




言ってくれなかったの



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作者名:しーたそ | 作成日時:2018年3月20日 16時

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