不器用な愛の形 (ページ17)

今日:31 hit、昨日:4 hit、合計:163,128 hit

16. ページ17

六郎side

・

東「ちょっと六郎！！」

朝から東海林さんに来て！！と言われいそいで側によると

ミコトさんが近くでしゃがんでいた

六「うわ、びっくりした、どーしたんですかミコトさん」

ミ「いやね、中堂さんの様子がおかしいの」

六「中堂さん…ですか？」

東「そう、昨日はクソほど不機嫌だったのに、今日はただひたすらにぼーとしてるの」

ミ「中堂ほんとにどーしたんでしょうか…」

東「ちょっと六郎、男なんだから聞いてきてよ」

六「何いってんすか無理っすよ！！」

あの何を考えているのかさっぱりわからない人に

しかもこの状況で

話しかけるなんて、死んでも無理

ミ「ねえろくろーお願いー」

六「ほんと、無理っす」

東「お前ほんとへっぽこだな」

だって仕方ないでしょう

反論したくても正論を言われすぎて

喉から声が出ませんわ

神「おはようございます、早速ですがご遺体入りました。焼死体のご遺体10名です」

六「10名、？！」

ミ「しょーじ、ろくろー行くよ」

六「はいっ、」

…中堂さんが動こうとしない

これは、話しかけるべきなのか

いやそれともそっとしておいた方が…？

ミ「中堂さん。中堂さん！！中堂系！！！」

中「あ！！なんだよ！！」

ミ「焼死体のご遺体です。行きますよ」

中「あ、あぁ、」

ミコトさんは強い

・