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田中side
田中「A 〜まだぁ〜？？俺今日飯いらないからさあ〜〜〜」
『ダメですっ！！！そもそも今日はご飯作りに来るだけの約束ですっ！！！！！』
メッと目尻を釣り上げてこちらを向くA
そりゃそーだけどさ…俺が飯じゃなくてお前に興味あるって本当は気づいてんだろ？？
はあ〜あ、しっかし今日も可愛いなあ…
俺んちの台所でエプロンつけて鼻歌なんか歌いながら手際よく作り置きのおかずをこしらえている。
そもそもは料理得意じゃなかったよなあ〜こいつ。
最初にAを(色んな意味で)手懐けた北斗が料理も教えたらしい。
最初の頃は一緒にキッチン立つのが新婚みたいで最高だって俺らに自慢してたっけ。
しかし今となっては、俺のために料理してくれるその後ろ姿を眺めるのがすっかり俺の至福のひとときとなっていた。
田中「ねえ〜〜もういいよ？そんだけあったらしばらく足りるし。
早くこっち来て一緒にテレビ観ようよ〜〜〜」
『はあ〜もう分かりましたから！これに火通し終わったらそっち行きますんで！！』
ぷりぷりしてるのも可愛い。
此奴こそ男のクセして細っこいし、この前なんか慎太郎に軽々片手で担ぎあげられてたし…
ちゃんと食ってんのか？？
てかもーちょい鍛えとかないとこの激務じゃすぐ倒れるぞ？？
…あ、いいコト思いついた…
田中「ねえA〜？？今日泊まってくでしょ？？」
一通りの後片付けを終えてこちらへ向かってくるAに問いかける。
『いや、今日はもう帰りますよ！田中さんも1人の方がオフゆっくりできるでしょうし…」
田中「とか言って、俺が今癒し求めてんの知ってんでしょ？？」
『し、知らないです…もう俺帰りますからね！！』
俺が座ってるソファに近づいてきてたのに、身の危険を察知したAが踵を返す。
…が、そんなの許すわけねえじゃん。
『んぁ！？！？』
その細い腕を捕まえて俺が座ってたソファに組み敷いてやった。
ジタバタ暴れるその身体を押さえつけて耳を甘噛みするとすぐに甘い声を漏らしだす。
あーまじ、こいつの反応良すぎんのが悪い。
ジェシーには申し訳ないけど、今日は寝かせらんねえかもな。
こいつの弱点である耳を攻めながら、Tシャツの裾に手を差し入れて脇腹をなぞる。
尚更いい声を出し始めたAに満足感と高揚感、そしてなんとも言えない征服感を覚えながら問う。
田中「ほら、次どーして欲しいの？」
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り(プロフ) - 夜桜さん» コメントありがとうございます！ありがたいお言葉すぎます泣更新頻度まちまちですが、これからも読んでやってください！！ (2021年10月1日 14時) (
レス) id: fcc0b4635c (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - このお話がすごく大好きです！！！更新されるのを楽しみに待ってます！ (2021年10月1日 13時) (レス) @page6 id: 91e5b79796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりあ | 作成日時：2021年9月23日 20時
