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▽ ページ8
目黒side
眩しいフラッシュを浴びながら、撮影が進んでいく。
あと数枚かな…なんて思いながらポーズを変えたときだった。
ーﾌﾗｯー
隣に立っていた舘さんが、急に視界からいなくなった。
目｢舘さん！？｣
舘｢ごめっ…、ちょっと目眩しちゃって。｣
ペタリと効果音が付くように床に座り込んだ舘さんは、眉間のあたりを摘んで下を向いた。
渡｢ちょっとごめんね。｣
慣れた手つきで、舘さんの下まぶたを見るしょっぴー。
少し頭の弱い俺でも、そのまぶたの白さが貧血を表していることはわかった。
渡｢少しだけ休憩もらおう。｣
あまりの冷たい言い放ち方に、みんなスタッフさんに頭を下げて静かに控え室に戻るしかなかった。
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作者名：詩杏 | 作成日時：2022年12月1日 15時
