釣り合いたい【NJ】 (ページ20)

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YOU ページ20

まあ多分、ジミンだったら聞いてくるだろうなって思ってたから別にいいんだけど。

やっぱり話し出すと、あんまりいい話では無い訳で。

さっきまでラーメンで満たされていた幸せな気持ちに影が曇ってゆく。

『はい、この先のことは10文字1000ウォンね』

JM「金とんのかよ、しかも文字数で」

じゃあいいよ。て、無理やり話を終わらす形になってしまった。

ジミンは、学校という場所で初めて話しかけてくれて、初めて友達になった男の子だから

すごく大事にしたいって思ってて

2人でこうやって、友達同士でコンビニのラーメンを食べるのってした事ないし

本当は、ジミンたちとカラオケにだって行きたい。

でも、まだ他の女子に耐性がつかなくて

1歩踏み出せない自分がいる。

中学生の時は何も怖いものなんてなくて
ガキなりにイキって

自分独りじゃできないことも
集団でいるから寂しくないし、なんでも出来る気がしてた。

『ジミンありがとう、お腹満たされたよ』

JM「今度は俺が奢るからな」

『そこは素直にありがとうって言えばいいのに』

JM「うるさいな、今度は助けてやんないからな」

『ジミンてば、素直じゃないね』

そう言うと、うるさいって頭掴まれてガシガシされて

JM「じゃあな、気をつけろよ」

『うん、また明日ね』

もう、髪の毛が絡まり放題だよ。