顔が好きで何が悪い (ページ11)

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JM｢ジョングクのこと、嫌いにならないでやってね｣

『へ？』

ジミンさんのメイクを仕上げている時、突然ジミンさんが今まで黙ってされるがままだったのに口を開いた。

JM｢ふふ、警戒心丸出しでしょ｣

『あ〜、何か、あったんですか？聞いてもいい事なのかわからなくて。』

みんな雰囲気では出してくるんですけどね。って付け足す。

JM｢Aさんは、心配いらないよってホソギヒョンが言ってたから言うんだけど。

前にいたメイクスタッフが僕のことストーカーしちゃってね｣

あ、なるほど〜。だから数人は最初警戒心丸出しで牙むき出しで私と握手してたんだ。

JM｢ジョングクは、1番心配してくれてたから……今も｣

『ですね、視線が痛いですもん』

ぱふぱふ、と仕上げのパウダーを乗せながらちらりと鏡越しでジョングクさんを見るとバチッと目が合ってしまった。

やべえ、これでもかってくらい睨んでたよ。

『安心してください、私はあなた達の顔にしか興味が無いので』

JM｢その清々しいほどの面食い宣言笑えるよね｣

ってジミンさんは笑って

次はホソギヒョンだね、呼んでくるよと立ち上がって後ろのソファの前でふざけて踊り続けているホソクさんを呼んだ。