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そういや、確かに、私はジョングクに、自分の気持ちを伝えたことはなかったのかもしれない。
そのまま2人に見送られながら、私とジョングクはまた電車に揺られて帰路についた。
帰りは空いてて、座ることが出来たから二人並んで椅子に座ると、はあって2人とも同じタイミングでため息が出た。
反射的に二人で顔合わせて笑ってしまった。
『ごめんね、ジョングク。疲れたでしょ』
JK「いや、楽しかったよ。オンマとハルモニ強烈だね」
『うちの親、2人とも強烈だから、アッパ居なくて良かったよ』
JK「そうなの？そりゃ大変そう」
なんて、そんな普通の会話しながら、気がつくともう家のすぐ近所まで帰ってきているのか、見慣れた景色が出てきた。
ジョングクは、送るよと私の最寄り駅まで一緒に乗ってくれて
その間に、本当に今日はジョングクの悪態が一切無くてなんならめちゃくちゃ気持ち悪いような気もした。
なんだろう、雰囲気が凄く柔らかくなった。
前は、飛んで来るもの全て跳ね返してやろうかってくらい気を張っていたようなオーラがあったから。
『ジョングク、何かあった？』
なんかもう、今日の朝まであった気まずさが、どこかへ飛んでいってしまって、自分のアパートへ帰る道中で、隣を歩くジョングクに尋ねてみた。
そしたらジョングクが、なんだか面食らったように目を見開いて、立ち止まった。
それに続いて私もつんのめって立ち止まった。
JK「A」
向かい合った私たち。
ジョングクから伸ばされる手。
私の頬に触れた、ジョングクの指先。
ジョングクに呼ばれた、自分の名前が、耳にこびりついてむずむずする。
JK「酷いことしてごめん。俺、Aに嫉妬してたみたい。許してもらおうとなんて、思ってないから」
その先の言葉は、私はちゃんと聞いただろうか。
JK「Aの事、好きだよ。
それだけ、伝えたくて。
おやすみ」
私は、何かうまく返事ができただろうか。
最後に、離れていくジョングクの指先の暖かさが、まだ私の頬に少しだけ残っていた。
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uri(プロフ) - えまさん» ありがとうこざいます🥺もっと嫉妬して欲しいですよねえ☺️☺️🧡笑 (3月12日 20時) (
レス) id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
えま(プロフ) - 移行おめでとうございます！いつも更新ありがとうございます♡ジョングクの小さな嫉妬が可愛い🥺 (3月7日 23時) (レス) @page17 id: 35532db749 (このIDを非表示/違反報告)
uri(プロフ) - りるさん» いつもコメントありがとうございます♡はやくジョングクさんデレにしたい気持ち抑えて頑張ります😂 (2月29日 7時) (レス) id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
uri(プロフ) - ふしぃさん» ありがとうございます！細々ですが頑張りたいと思います☺️🧡 (2月29日 7時) (レス) id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
りる(プロフ) - 移行おめでとうございます✨✨ちょっとずつ変化してきた2人。まだまだツンなジョングクだけど変わってくの楽しみにしてます🫶更新これからも頑張ってくださいね😊 (2月28日 18時) (レス) id: bd1464b980 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uri
| 作成日時：2024年2月28日 14時
