protect me!! II (ページ9)

今日:19 hit、昨日:10 hit、合計:12,007 hit

YOU ページ9

ジョングクとジミンの間にどれだけの絆があるのかなんて、付き合いの浅い私には到底わからない。

でもきっと、ユンギたちの話を聞くと
大切な存在だったんだろうなって理解出来た。

私には、わからないや。

本当の家族であっても、分かり合えない事だってあるし。
私の家族はそうであってそうでないものだったから

きちんと、ジョングクに謝ろうってユンギたちに教えてもらって、ジョングクの部屋に向かった。

テヒョンの部屋と同じ玄関のドアに付いてるインターホン鳴らすと、なんの躊躇いもなくガチャリとドアが開いて

少し髪の毛が乱れていたジョングクが顔を出した。

JK「え？A…？」

キョトンしとしたまあるい瞳をぱちぱちさせて、ジョングクは私を見た。

『テヒョンとユンギがここだって』
『お邪魔しまーす！』

JK「ちょっ……まっ、おい！」

とりあえず入らないとなんだかドアを閉められそうだったから、ぐいぐいとジョングクを押しのけてリビングへと入っていった。

ジョングクって、なんだけ無機質な生活してそうだなって思ったんだけど、キッチン見たら調味料とか色々置いてて、案外ちゃんと料理するんだなって感心した。

だから卵焼きも上手だったんだな。