protect me!! II (ページ5)

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『ねえ、ジミンって何者？』

家に帰って、とりあえず4人で疲れたねーって何事も無かったように寛いでたんだけど、

私の一言に、リビングのテーブルを囲んでいた3人は目を丸くした。

YG「A、ジミンに何か聞かれたり言われたりしたか？」

はあ、とため息をついたユンギが一呼吸置いて私に尋ねた。

『特に…俺と一緒にいれば楽しいよって、』
JK「んで、お前はどうしたいの？」

冷たく、ジョングクが言い放った。

『私はっ、』
JK「知らない人だから着いてかない？でも俺たちだって知らない人だよ」

ジョングクが、険しい顔をしたまま私を睨みつけていた。

まるで蛇に睨まれたカエルのようになんだか声出せなくて、黙ったままでいると、またジョングクが口を開いて

JK「お前の好きにすればいいよ。俺は別になんとも思ってないから」
『っ…私はっ…！』

YG「ジョングク」
JK「っ、もういい」

ジョングクは勢いよく立ち上がると、バタン！！と玄関開けて自分の部屋に戻ってしまった。

残されたテヒョンとユンギはまったく、と肩を落としてため息ついてから

TH「ごめんねA。ジョングクも動揺してんだよ。ジミンに会ったって言ったから」

YG「……ジミンていうのは、俺たちと同じように施設で育った、兄弟みたいなやつで、」

ぽつりぽつりとユンギが話し出してくれた。