protect me!! II (ページ3)

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JK ページ3

ジミニヒョンが居たと、テヒョイヒョンから聞いた。

なんだか衝撃で、合流した時にテヒョイヒョンの背中で眠っているAに少しの間気が付かなかった。

JK「ガキかよ、寝るとか」
TH「疲れたんだよきっと。買い物なんてAは初めてだろうし」

テヒョイヒョンが、まるでなんか、なんだろ、小動物を愛でるときみたいな目で背中で寝息立てるAを見た。

なんだか、胸がもやっとして
俺はそれが不整脈と思ってぐっと胸を鷲掴んだ。

YG「どうしたジョングク？苦しい？」
JK「や、なんでもないです。不整脈が」
TH「やめてくれよ不整脈なんて〜」

みんな、顔面が強ばっているのがわかる。

ジミニヒョン、俺たち、兄弟みたいな関係じゃなかったの？

一重の、優しい笑顔がずーっと俺の記憶にはあって。
この仕事を始めた時もずっと一緒だって。

俺たちのために、離れたんでしょ。
知ってるから、俺は。

YG「とりあえず、一旦帰ろう。これ以上Aを連れて歩くのはリスクがあるな。ジミンが誰の差し金で現れたのかわからないし」

ユンギヒョンの言う通りだ。
いまはAを隠すことを第一優先に考えるしかない。

でもなんで？Aを誘拐する意味が見いだせない。

何が重要な実験をAで行っていて、それが政府にとって必要なものだとしたら…

Aが狙われるのにも意味がわかる。

ユンギヒョンは一層険しい顔をして、帰ったら話すことがあると言ってたけどたぶんその事なんだろうか。