protect me!! II (ページ1)

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TH ページ1

Aを見つけた。

とりあえずユンギヒョンと、ジョングクと手分けしてショッピングモール内を組まなく探して。

俺は１階

ユンギヒョンは2階

ジョングクは3階

見つけたらすぐに連絡する。

もし誘拐とかそんなんだったら相手をとりあえずボコボコにしてとか物騒なこと言ってバラバラに別れた。

そして、見つけたのは１階にあったカフェ。

お店の外から中を覗くとさっき買ったフルコーディネートの黄色い服が見えたから、「よかった、居た」って独り言言って携帯開いてユンギヒョンに連絡しようとした時、

Aの目の前に座っている金髪に、耳に当てようとしていた携帯がカシャンと床に落ちた。

TH「えっ、ジ、ミン」

口からその名前がぽろりと零れた。

そしたらジミンがA越しにちらりとこっちを見て
Aに何か言って、サングラスを掛けた。

ジミンは立ち上がると、軽い足取りで俺の隣を通り過ぎる時に

JM「久しぶりテヒョン？皆は元気？」

って、それだけ言うと固まって動けなくなった俺は、Aを誘拐したであろうジミンの腕さえ掴めずに、ただただその後ろ姿を見つめるしか無かった。

そしたら、ジミンの腕をつかめなかった俺の腕を、ぎゅっと誰かが掴んで、慌てて下見ると

心配そうな顔したAが、俺の事を見上げてた。

TH「ダメだよA、知らない人に着いていっちゃ」

精一杯の作り笑顔で、Aにそう言ったけど
もしかしたら動揺が隠せなかったのか

『ごめん、テヒョン。もう、居なくならないから』

俺よりも小さい、柔らかい手のひらで、俺の頬にそっと手のひらを当てて、その後静かに、ぎゅっと俺の背中に腕を回した。