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朝、目が覚めると見慣れない天井。
あれ？私はいまどこにいるんだろう。
ふわふわした寝起きの頭で考えながら、上半身をよいしょと起こした。
不意に手の指から感じる誰かの髪の毛。
ゆっくりと隣をみると……
『なんでっ･･･』
隣で、スヤスヤと気持ちよさそうに眠っている彼。
私を拾ってくれた、チョン・ジョングクだ。
(まって！！私もしかしてあのまま寝ちゃった！？でもそれにしてはちゃんとベッドで寝てるし…もしかしてジョングクが？)
もう一度隣を見ると、可愛い顔がスースーと寝息をたててる。
『かっ、かわいい……』
だめだ。負けた気がするのは私だけだろうか。
そーっと起こさないようにゆっくりとベッドから足を下ろした瞬間だった。
「誰がかわいいって？」
『ぎゃっ……』
自分でも色気のない声だなと思ったよ、うん。
手首を掴まれて、引っ張られたかと思うとベッドに逆戻り。
ジョングクに抱きしめられているのは夢だろうか。
『ちょっ……！！ジョングク！離してっ…』
JK「ふぁ〜〜……あれ？ヌナ？まだ眠い、」
こやつ……寝ぼけとるな！！！
JK「おはよう、ヌナ」
『お、おはようござい、マス』
腕の中でもがく私にお構いなく、ジョングクはナチュラルに挨拶をしてくる。
それに乗せられるように私も挨拶をした。
JK「昨日のこと覚えてる？」
『へ？』
まっ！！！！まさか！！！！
私としたことが！！まさか家主と出会ったその日に一線超えてしまうようなことがあるなんて！！！
まてまてまてまて、落ち着け。大丈夫、なんだいそんな行為の1度や2度、初めてでもあるまいし、うん。
JK「…………………ぶはっ！！！」
『えっ？』
JK「ヌナ、面白すぎ。なんの百面相なの」
気付けば解放されている私の体。
ベッドの上でケラケラと笑っている彼。
『え？じゃあ、何も無かった、の？』
JK「大丈夫だよ。俺も疲れてヌナベッドに運んだら気持ちよくてそのまま寝ちゃってた。ごめんね」
『なんてことを！！重たいのに恥ずかしすぎる！！』
JK「重くないよ、逆に軽過ぎるくらい」
お世辞でもありがたい。
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uri(プロフ) - りんりんさん» わあ！嬉しいです😂最初の方の作品だからぐだぐだなんですけれども…笑ありがとうございます♥️ (6月25日 22時) (
レス) @page43 id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - もう本当に読んでいるだけなのに、❤️がドキドキしまくりましたww 久々の胸キュンありがとうございました😍とっても読んでいて楽しかったし、終わり方もなんだか感動しちゃって、こっちまで心がポカポカしました💗 (6月25日 22時) (レス) @page43 id: c1731ae876 (このIDを非表示/違反報告)
＃ピーチパイ(プロフ) - uriさんの作品気づけば全部読んでしまいまいました！どの作品も面白かったですが、個人的にはこれが1番好きです！大好きです！！ (2022年9月24日 22時) (レス) id: 45ed2b8755 (このIDを非表示/違反報告)
かのまる。(プロフ) - uriさん» 読めているので大丈夫です！ (2022年7月14日 22時) (レス) id: 3434abd7ee (このIDを非表示/違反報告)
uri(プロフ) - かのまる。さん» かのまる。様 コメントありがとうございます！20ページ、未記入のままで見れなくなっておりました。お話は続いて読めてますでしょうか？いつもありがとうございます！ (2022年7月14日 7時) (レス) id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uri
| 作成日時：2022年6月24日 1時
