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「え?ミニョン?」







知った声にドキッとした。




いま1番会いたくないけど会わなければいけない人の声。






『 ソンギュ・・・』







ソンギュがいつもつけてた香水の匂いが凄く懐かしくて、自然と涙が出そうになる。



でも思い出せミニョン、私がこの人にどんな仕打ちをされたのか。




「え?なんでここにいんの?」




こっちのセリフだ馬鹿野郎。私、こんな店連れてきてもらった覚えねーし!!




『さあ、もうあなたには関係ないんじゃない?どうせ彼女とでしょ、どうぞ楽しんで』


「ちょ、なんだよその言い方。まだ話終わってねーだろ。勝手に部屋も出ていくし話聞けよ」


『話?なんの?あなたが浮気して私を捨てたって話?』



私がそういうとみるみる顔色がかわってくソンギュ。

ほら、図星なんじゃん。えらそうに言っといて。






負けたくない。でもここは公共の場だしなんせトイレの前。

邪魔になってしかない。





「お前が悪いんだろ!仕事仕事って!そんな稼ぎもないくせに俺のこと後回しにして!!」


『っ……』




JK「戻ってこないと思ったら…何してるんですか。こんなところで」




ふいに後ろから声が聞こえて、振り向くとそこにいた長身の彼。

元カレよりもはるかに身長が高くて、ミンギュを見ると少し怯んだ顔をしていた。




「お前…誰だよ」


JK「俺ですか?ヌナの同居人です」




そういいながら私の手を取るジョングク。



『ちょ、ジョングク…!!』


「はっ、お前もそうんなじゃねーか。出て行ったのは他に男ができたからだろ」



笑いながらそういうソンギュ。


こんの男おおおお!!!!



怒りで手が震えてきた私の手を、もう一度ジョングクが握りしめる。




JK「ミニョンヌナ、席に戻ってて。次の料理が来ちゃうから」

『え…でも、これは私のもんだ、『大丈夫』




うさぎのような、大きなくりくりの目で見つられて、ぐっと息が詰まる。


その表情に圧倒されて、私は静かにその場を後にした。

後ろでソンギュが何か言っていたけど、私はジョングクのことが心配で何度も振り返る。









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uri(プロフ) - りんりんさん» わあ!嬉しいです😂最初の方の作品だからぐだぐだなんですけれども…笑ありがとうございます♥️ (6月25日 22時) (レス) @page43 id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - もう本当に読んでいるだけなのに、❤️がドキドキしまくりましたww 久々の胸キュンありがとうございました😍とっても読んでいて楽しかったし、終わり方もなんだか感動しちゃって、こっちまで心がポカポカしました💗 (6月25日 22時) (レス) @page43 id: c1731ae876 (このIDを非表示/違反報告)
#ピーチパイ(プロフ) - uriさんの作品気づけば全部読んでしまいまいました!どの作品も面白かったですが、個人的にはこれが1番好きです!大好きです!! (2022年9月24日 22時) (レス) id: 45ed2b8755 (このIDを非表示/違反報告)
かのまる。(プロフ) - uriさん» 読めているので大丈夫です! (2022年7月14日 22時) (レス) id: 3434abd7ee (このIDを非表示/違反報告)
uri(プロフ) - かのまる。さん» かのまる。様 コメントありがとうございます!20ページ、未記入のままで見れなくなっておりました。お話は続いて読めてますでしょうか?いつもありがとうございます! (2022年7月14日 7時) (レス) id: ef26db2c6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:uri | 作成日時:2022年6月24日 1時

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