風邪ひくのも悪くない (ページ8)

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「今日はここにいるから、いつも抱き枕してくれてるから、俺が抱き枕になったげる」

ってAを抱きしめて
あ、違うなこれ。って改めて思い返して

ん、て手を広げると
ふふって笑いながら俺の胸の中に収まってくれて

ぎゅって、頑張って背中に回してる手が
俺の服掴んでて

『もう、大好き』って

あー、かわいい。

ぽかぽか暖かいし。

ほんと、Aが元気ならなぁ
って考え出してる俺の中の男を、ぐっと押さえ込んで。

JK「A、もう寝る？」

『…』

あれ、もう寝ちゃったの？

黙り込んだAの顔を覗き込むと
さっきより少しマシな顔して寝息立てて

JK「おやすみ」

ちゅ、てAのおでこに軽くキスして

早く元気になって、元気な顔見せてよ。

Aの笑顔が、俺の癒しだから。

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JK「ねえA、クスリ飲む？」

『くす、り？』

JK「うん、風邪薬。飲んどきなよ」

『ありがと……え？ちょ、ジョングクさ、自分で飲め…！っんぅ、ふ！』

Aにキスしたすぎて、薬を理由に口移しで飲ませましたとさ。

後で風邪貰ったかどうかは、ジニヒョンに聞いて。