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ギイ、ガタン、ボン、バン、ガン!
って、頭元で何やら騒がしい音がして
うっすらと目を開けた。
頭がぼーっとする。
あ、私あのまま寝ちゃってたんだ。
体を起こそうにも、全然力が入んない。
「あ、起きた?」
え?と思って顔だけ頭元を見るように、ぐっと上げると
そこに立っていたのは、ジョングクさん。
『えっ?あ、え?な、んで?え?』
びっくりしすぎて語彙力皆無になった。
上半身起き上がると、はらりと落ちたタオルケット。
そしてさっき着ていたものとは違うTシャツを着ている自分。
JK『ごめんね?Aの様子おかしいの、朝から気付いてたんだけど、連絡もらってやっぱりかと思って来ちゃった。勝手に入った』
鍵空いてたよ、気をつけなよ。って
私のおでこをぐっと押して、またソファに、無抵抗の私の体はぼふっと埋もれた。
JK「服も濡れてたし、着替えさしたよ。そんで、これ買ってきたから食べな?」
ガサガサと、コンビニの袋から取り出してくれたのはゼリーで、
ぼーっとする私の額に、大きいジョングクさんの手が乗って
JK「あー、しんどい?まだ熱いね?冷えピタ貼る?熱測ろうか?」
何だこの新しいサービスは。
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作者名:uri | 作成日時:2023年5月6日 22時