職業は抱き枕

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「ソンさん、移動よろしく！」

『 あっ、は、はい！！』




いけない、いけない。
朝の出来事を思い出してしまっていた。

今は仕事中、集中しよう。



YG「よろしくね？」

『こちらこそ！行きましょう？お昼ご飯は好きな物頼んでおきますので、要望言ってもらえれば』



バンのスライドドアを開けて、ユンギさんが乗るのを待つ。

乗ったのを確認しながらそうユンギさんに問うと



YG「Aさんは？」

『へ？私ですか？』


って逆に質問がきて



それに返答しないのもな、と思って



『…………にく、ですかね？』



って返答したら。




YG「ぶっ……くっくっく、じゃあ、俺もそれで」



ってめちゃくちゃいい笑顔見れたからつい



『おっぱ、って呼んでいいですか』



って私の願望がひょっこり顔出した。

それ言ってすぐに、あっ。と思って口を覆うと
目の前には私より驚いて、でも、ふって笑顔で






YG「いいよ？じゃあ、Aって呼ばないとな？アー、ジョングガに殺されるよ」




って冗談交じりに言って、またぽん。って頭に手を置いてくれた。


え、まじで惚れるよ？




『なんでジョングクさん？』


YG「そりゃ、お前……アイツより先にオッパ呼びされるんだから、な？」






んー、と手を顎に当てて意地悪そうな顔したユンギさん。

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