職業は抱き枕

YOU ページ33

まあひとつ、言い訳をするとなれば


彼氏も長いこといなくて、大学生から一人暮らししてて、久しぶりの人肌に、ちょっと心地良さが勝ってしまった。



カーテンから、ちょっと差し込んでた光が、丁度私の顔に当たってて、眩しくて目が覚めた。



ああ、もう朝か。っていつも置いてる携帯の場所を手探りで探すけど、どこにも無い。




え？待って、もしかして？




昨日の記憶を引きずり出して、




後ろみたら、ジョングクさんの綺麗なお顔が見えた。




『だああああ！！！』




あ、すんません。うるさくして。


いつの間にか、昨日の朝に戻っているみたいに

広い広いベッドの上に、ジョングクさんに抱きしめられたまま眠っていた自分をどつきたい。



待って？昨日ソファで寝てなかった？？



しばらく、自分が起きれなかったことに対して凄く落ち込んでたんだけど、なんかもう吹っ切れようと思って




『ベッドまで、運んでくれたんですか』


JK「気持ちよさそうに寝てたよ？俺も気持ちよく寝れたしウィンウィンだね？」



欠伸しながら、伸びしてるジョングクさんの顔は
昨日とは確実に違うくて、凄くスッキリした顔してて



『ありがとうございました……すいません、寝てしまって』


JK「いいよ、別に。あ、ご飯食べようよ」


『え？ごは、ん？』





って、ジョングクさんはベッドから降りて私の手首を握るとキッチンへと連行した。

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