俺から逃げれるとでも？

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｢早いなぁ｣

JK｢そんなもんでしょ、あーカレーのいい匂い｣




｢できたよ〜食べなさい｣




オンマの声に2人して返事する。

ジョングクの家は母子家庭。
お父さんはジョングクが幼稚園の時に出ていったみたい。

それからジョングクオンマは独りでジョングクを育てていて、看護師さんなんだけど夜勤もたくさんある。




その度にジョングクは寂しくなるとうちに来てご飯を食べたり泊まったり(今はもうないけど)。




そうやって過ごしてきた。






JK｢や〜本当に美味しい｣

｢沢山食べなさいよ〜ジョングクは本当にいい子ね｣

｢オンマ、騙されちゃだめだよこの目に｣

JK｢別に何もしてないじゃん｣






どうだか、見てろよチョン・ジョングク。
あんたよりイケメンな彼氏を作ってやるんだから。



ジョングクを睨みつけながらカレーを頬張る。





JK｢ご飯食べたらAの部屋でゲームな｣

｢今日こそ負けないんだから、スマ○ラ｣

JK｢いっつも負けて泣いてるくせに｣

｢誰が泣いてんのよ！！｣






ご飯を食べたあとのゲームも、いつものルーティン。
お互い面白そうなゲームを持ち寄っては、いつも対戦するけどゲーマーのジョングクには勝てずにいる。




｢あんた達、本当に仲良いわね〜珍しい。もう付き合ったら？オンマ、ジョングクなら息子に大歓迎なのに｣


｢ちょっとオンマ！！変なこと言わないでよ！調子に乗るじゃないこのうさぎ！｣


JK｢オンマには悪いけど、もうちょっと色気あればな……痛っ！！｣








ソファにあるクッション、顔面に投げつけてやった。

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