俺から逃げれるとでも？

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次の日、辺りをキョロキョロと確認しながら家を出る。



昨日はあの後、やいのやいの別だ別じゃない頭おかしいんじゃないかという攻防を繰り返して2人とも疲れ果てていつの間にかジョングクは帰っていた。



よし、あいつはまだ出てきてない。
朝が弱いことは知っているからこの早い時間なら大丈夫だ。




高校までの道を競歩選手並みに素早く歩いた。






それより、ジョングクの彼女ってどんな人だろうか。
なんだかんだジョングクには付きまとわれていたけどそんな影あったかな？と思い出してみるけどあんまり私の前で女の子と話してることは少なかった……はず。



どっちかと言うとジミンとテヒョンの方も凄くモテるし彼らの方は来るもの拒まずな所があるからそっちの印象が強い。




特定の彼女はいないみたいだけど。
なんだよ皆して私だけ！！





JM｢おはようA｣

TH｢あれ？今日も1人？｣

｢おはようマイ癒し、それと顔面国宝｣

TH｢何その変なあだ名｣





校門の近くで2人に出会う。

今日も可愛いなジミンよ。
今すぐその頬っぺをムニムニしたい。






｢ねえ、知ってた？｣

TH｢なにが？｣




私の肩にナチュラルに手を回して体重を預けてくるテヒョン。重いんだけど無駄に身長差あるんだからさぁ。







｢ジョングクに彼女できてたって｣


JM TH｢…………あー、うん｣





罰が悪そうな顔をする2人。
おいいいい！知らなかったのは私だけか！？お！？

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