36話 ページ39
朝起きて携帯を見ると
着信履歴:隆太郎25件
これを見て
志織「・・・・・・何考えてるかわかんないよ隆太郎」
と、弱々しく呟く
普段ならあんなことを言われても私は気にしなかっただろう
でも、今回は別。現に隆太郎が楽しそうに私の誘いを断って深谷さんとお昼や登下校をしていた
志織「・・・・・・また、セカイが見えなくなるの、嫌だなぁ」
そう言って、ご飯も食べず学校へ行った
ーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
志織「雨、止まないなぁ・・・・・・」
早く学校に着きすぎた私は誰もいない教室に一人座って呟く
まるでからっぽの教室と雨は私の心情をあらわしているみたいで
何だか寂しい
そんなことを考えてると
睡魔が襲ってきた
これに私は抵抗せずに闇に呑み込まれていった
ーーー
ーーーーー
ーーーーーーーーーーー
水樹「志織、起きて」
志織「・・・・・・ん」
水樹の私を起こす声でハッキリ意識が戻ったが、顔はあげないまま机に伏せていた
水樹「隆太郎、来てるよ。話したいって」
その言葉に私はゆっくりと顔を上げ隆太郎に
志織「・・・・・・何？」
隆太郎「昨日はごめん・・・・・・でも、俺は志織に同情して付き合ってるとかじゃないから」
志織「・・・・・・私に嘘ついてまで深谷さんと一緒にいたかったなら言ってくれればよかったのに」
うまく感情のコントロールが出来ず言い方がきつくなる
隆太郎「それはっ！！」
焦ったような隆太郎の次の言葉を私はわざと聞かず
志織「ごめんね・・・無理させちゃって
隆太郎は同情で私のこと見てないってわかってる・・・わかってるはずなんだけど
今は深谷さんの言ったことが本当な気がしてきて
隆太郎を信じることが怖い」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆーちゃん - いえいえ！読んでる私は楽しいです☆頑張ってくださいね！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: c684dfaf2c (このIDを非表示/違反報告)
Yu-ka(プロフ) - ゆーちゃんさん» ありがとうございます！ 最近、話がグダグダなんですけど頑張って立て直します。笑 (2014年12月18日 7時) (レス) id: 6f04db25fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - やばい…ドラマ化してほしいぐらいこの小説好きだわww本当に面白い！小説作るの上手いです☆大変だと思うけど、更新頑張ってくださいね>_< (2014年12月17日 22時) (レス) id: c684dfaf2c (このIDを非表示/違反報告)
霊沙(プロフ) - Yu-kaさん» はい。応援しています。 (2014年12月6日 18時) (レス) id: 4ec9259613 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-ka(プロフ) - ありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張りますね。笑 (2014年12月6日 15時) (レス) id: 6f04db25fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Yu-ka | 作成日時：2014年11月18日 17時
