35話 ページ38
志織「はぁ・・・・・・・」
本部から自宅に帰りソファーに腰掛ける
志織「死ぬ・・・のか」
さっき所長に言われたことを思いだし独り呟く
もし隆太郎が助かるのなら私はなんだってする
と、いつもなら思えたのに
水樹や暁くんの前では大丈夫、なんて言ったけれど、正直私の心情はグチャグチャだ
志織「ホントに私のこと・・・好きなのかなぁ・・・・・・・・同情だったりして」
今日、暁くんと見た隆太郎と女の子がイチャイチャしていた光景が思い出される
「はぁ」
本日何回目かわからないため息をつき、ふと携帯のディスプレイが光るのが目に入る
ディスプレイには、今ちょうど不信感を抱いている隆太郎
3コールぐらいで私はでた
志織「・・・・・・もしもし」
すると
『あ、古賀さん？』
隆太郎じゃない女の子の声が聞こえた
志織「・・・・・・・誰。これ隆太郎の携帯だよね」
『ひっどいなぁー隣のクラスの深谷雪だよー』
隣のクラスって・・・・
志織「あぁ・・・今朝の」
雪『あったりぃ』
志織「こんな夜遅くに人の彼氏の携帯使って何か用？」
さっきまでバイトの「仕事」をしていたから思わずその雰囲気の口調になってしまう
雪『怖ーい。学校と雰囲気違うんだね古賀さん』
志織「関係ないでしょ？眠いの、早く用件言ってくれない？」
雪『まぁ、率直に言うとー。隆太郎は古賀さんと付き合ってるの、同情してるからなんだってぇ』
深谷さんはあはは、と電話口で笑う
でも、今はそんなことは関係ない
同情、ねぇ
雪『てことだからさぁー別れてあげてね。隆太郎、優しいからそんなこと言えないし』
すると
『深谷！！俺の携帯使って誰に電話してんだよ！！』
隆太郎の声が聞こえた瞬間、私は通話を切った
そして何も考えられず、ベットにはいかずにソファーに横になった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆーちゃん - いえいえ！読んでる私は楽しいです☆頑張ってくださいね！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: c684dfaf2c (このIDを非表示/違反報告)
Yu-ka(プロフ) - ゆーちゃんさん» ありがとうございます！ 最近、話がグダグダなんですけど頑張って立て直します。笑 (2014年12月18日 7時) (レス) id: 6f04db25fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - やばい…ドラマ化してほしいぐらいこの小説好きだわww本当に面白い！小説作るの上手いです☆大変だと思うけど、更新頑張ってくださいね>_< (2014年12月17日 22時) (レス) id: c684dfaf2c (このIDを非表示/違反報告)
霊沙(プロフ) - Yu-kaさん» はい。応援しています。 (2014年12月6日 18時) (レス) id: 4ec9259613 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-ka(プロフ) - ありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張りますね。笑 (2014年12月6日 15時) (レス) id: 6f04db25fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Yu-ka | 作成日時：2014年11月18日 17時
