11話 ページ12
家について「ただいま」と仏壇に手を合わせる
もちろん「おかえり」なんて言葉、この一人きりで住んでいる家にあるわけがない
小さい頃に両親がなくなって、それからは所長のお姉さんが引き取ってくれた
でも私はその「お姉さん」を知らない。いや記憶にない
だから早くこの大切な人がいないセカイから消えたくて仕方がなかった
昨日までは。
今は
今日初めて隆太郎と水樹に会って、小さい頃私が両親から与えられた人の温かさを思い出した
だから、このまた大切な人ができたセカイから消えるのは御免だ
志織「はぁ・・・英語、やろうかな」
まぁ難しいことは「まだ」考えないでおこう
すると携帯が鳴った
まさか掛かってくるなんて思ってもなかった私は急いで通話見る
今のセカイで一番大好きな人から
ちょっと緊張して
志織「はい。どうしたの？」
水樹『やっほーーー！志織ちゃんが大好きな水樹ちゃんだよー』
志織「訳わかんない。隆太郎出せ」←
緊張した私が馬鹿だった
水樹『いやいや。隆太郎君が志織にどう電話かけたらいいかって聞いてきたからね、じゃあもうかけちゃえって』
電話の後ろで恥ずかしいことを暴露された隆太郎は
隆太郎『ちょ・・・余計なこと言うなよ』
志織「そっか。水樹、これスピーカー？」
水樹『うん。隆太郎もこれ聞いてるよー』
お。ならもっと隆太郎を照れさしてみよう←
志織「隆太郎、大好きだよ」
予想通り焦っていた
そして、30分にわたった会話が終わった
私は英語の反省文に取り掛かる
2回目の溜め息をつきながら
志織「はぁ・・・・水樹に電話でも念押しされたから、今日はちゃんとやろう
それで
明日も
これからも
絶対に生きる
神様や運命なんて
絶対に覆してやる
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ゆーちゃん - いえいえ！読んでる私は楽しいです☆頑張ってくださいね！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: c684dfaf2c (このIDを非表示/違反報告)
Yu-ka(プロフ) - ゆーちゃんさん» ありがとうございます！ 最近、話がグダグダなんですけど頑張って立て直します。笑 (2014年12月18日 7時) (レス) id: 6f04db25fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - やばい…ドラマ化してほしいぐらいこの小説好きだわww本当に面白い！小説作るの上手いです☆大変だと思うけど、更新頑張ってくださいね>_< (2014年12月17日 22時) (レス) id: c684dfaf2c (このIDを非表示/違反報告)
霊沙(プロフ) - Yu-kaさん» はい。応援しています。 (2014年12月6日 18時) (レス) id: 4ec9259613 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-ka(プロフ) - ありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張りますね。笑 (2014年12月6日 15時) (レス) id: 6f04db25fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yu-ka | 作成日時：2014年11月18日 17時
