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＊
数十分して、大我くんらしき影が現れた
大「ごめん待たせて」
「ううん」
そこから続かない二人の会話
会えて嬉しいのにやっぱり辛い気持ちはあの日からずっと消えなくて
「ごめん…っ」
我慢してた気持ちがぶわっと涙として出てしまった
2つ年上の大我くんと出会ったのは中一だった
誰からもひたすらモテモテだった大我くんは私もまた憧れの人だった
関わったこともなかったこの1年、会話をしたとすれば目の前に大我くんがいたことに動揺してファイルを落としたときに拾ってもらったことに対してのありがとうございますくらい
＿
卒業式優吾くんに呼び出された
個人的に普通に懐いていたから最後に話ができるのが嬉しかったけど、呼び出された場所にいくと優吾くんと大我先輩がいた
「え？」
優「俺が話あるってよりはこっち笑
びっくりでしょ」
そう言って優吾くんはその場を離れた
高嶺の花が今目の前にいることにたいして緊張が止まらなかった
大「あ、いきなりごめんね」
「いえ、」
大「矢野さんのこと、ずっと気になってたんだ」
「へっ！？」
今なんて言った？？
あの大我先輩が私を？？
思考回路が停止した
大「話しかけるタイミング逃しすぎてこのタイミングになったんだけど」
「え、なんで私のこと…」
大「ファイル拾った日、顔真っ赤にして可愛い子だなって。それから印象に残ってたから見かけるたびにあの子だって見てた」
たったあの一瞬の出来事がこんなに大きなことになるなんて思ってなかった
純粋に嬉しかったし、もっと大我先輩を知りたかったから友達になることを承諾した
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fon(プロフ) - つばささん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2021年2月17日 1時) (
レス) id: c3dba5aa4a (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - 凄く引き込まれます！更新楽しみにしてます(*^^*)頑張って下さい！ (2021年2月16日 23時) (レス) id: f62f7d7df7 (このIDを非表示/違反報告)
fon(プロフ) - ゆっこ^^*さん» ありがとうございます！初めて書くので嬉しいです(;_;) (2021年2月16日 23時) (レス) id: c3dba5aa4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ^^* - うわぁぁ！めっちゃ最高です！！！更新、楽しみにしてます！無理しない程度に頑張ってください！ (2021年2月16日 23時) (レス) id: 17471dc2f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fon
| 作成日時：2021年2月16日 1時
