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桐「じゃな!しげまたあした!
Aちゃんもまた飲み行こな!」
小「あそびにいく!!」
重「うちの中崩壊するわ笑」
和田くんが運転する車の窓からそれぞれ顔を出す
和「ほんとにここで大丈夫ですか?」
貴「うん、少し歩いて酔い覚ましたいし」
和「それなら、わかりました」
重「行くで、また明日な」
手を振り合う2人を見て、
和田くんに任せてよかったと思えた
発進した車をしばらく見送ると
望があたしの名前を叫ぶ声が聞こえて
思わず吹き出した。
重「近所迷惑やん笑」
貴「教育なってないんだけど、和田くん笑」
重「歩くか」
半歩前を歩くしげに思わず、
貴「ねぇ、手握って」
ダメかなーって思ったけど
何も言わず、握ってくれた
重「なぁ、」
貴「うーん?」
重「なんも」
貴「なんだー」
重「これからもっと気を引き締めていかんとなぁ」
貴「ん?」
顔を覗き込むと、丁度しげの視線とぶつかった
重「付き合って、上手いこと周りに知られることなく
ジャニーさんからも親からも結婚を許してもらえて」
貴「うん」
重「正直、ここまでやれたのはラッキーやったと思う」
貴「と言いますと?」
重「誠心誠意、ジャニーズWESTのメンバーとして
Aの旦那として、死ぬまでやっていく」
酔いが覚めてきて、何となくだけど
言いたいことはわかった
貴「今の所、特定とかされてなさそうだけど
発表後が怖いね」
少しね、と付け足す。
重「特定されるより先に発表したい」
社長と話してみると言って
安心しろと言いたげな顔を見せてくれた
貴「発表前だけでもバレないようにしないと」
重「ブレスレットは危なかったけどな」
貴「なつかし。今どうなんだろ」
重「もうみんな忘れとるやろ」
貴「だといいけど」
重「ブレスレットより大事な物あるやん」
そう言って左手をヒラヒラさせる
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作者名:ぽんちゃ | 作成日時:2020年5月26日 21時