俺らのマネージャーは。2nd

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芹｢付き合ってんの？｣
貴｢違うってば｣

最近、週に1回のペースで芹那とお酒を交わすことが多くなった。
嬉しいけど、話題はしげとのことがほとんど


芹｢だって、好きじゃないやつからもらったもの
肌身離さずずっと付ける？
周りにバレたらまずいっていう多少のリスクを負ってまで｣
貴｢だって、マネジメントしてる本人から…｣

そこまで言うと、芹那は言葉を被せてきた。


芹｢ほんとにそう？｣
貴｢…｣
芹｢正直に話してよ｣


周り若いお客さんいないし、と小声で言ってくれた芹那
お酒を飲んでても真面目な顔で心配してくれてることが伝わる


貴｢…この前、｣
芹｢うん｣

アプリで、エゴサをして
ブレスレットのことをつぶやかれてたこと、
告白をされてから少しずつ意識してること、
しげのことを仕事中にふと思い出すことを話した


芹｢好きじゃん｣
貴｢えぇ…でも｣
芹｢A｣
貴｢………すき｣
芹｢やだ、照れる｣

両頬を手で抑えて照れる仕草をする芹那は
あたしが冷たい目で見ると、お酒に手を伸ばして
真面目な顔になった。


芹｢まぁ、好きなら好きでいいじゃん？
ジャニーズとマネージャーなしにして｣
貴｢1回気づいちゃうと止められなくなりそう｣









芹｢そんなもんでしょ、恋愛なんて｣

芹那は嬉しそうにニカッと笑った。



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