1. ページ2
-
えー、みなさんお久しぶりです
深澤家大黒柱の深澤辰哉です
今現在の時刻は午前3時をまわりました。
何故こんなに早起き、というか起きてしまったのかと言うと
亮｢へへぇ…ぽむぅ｣
亮平の足が俺の頬にクリーンヒットしたからです。
当の本人は幸せそうに寝てますね
なんの夢を見てるんでしょうか
というか、川の字に頭を揃えて寝てたはずなんですけど
なぜ君の足が俺の頬に当たるんだい？
亮平を挟んで隣のAは
そんな上下逆になることなんてありません
てか、寝返り打ってるのってくらい姿勢が崩れません。
Aのお姉様、そしてその旦那様
どちらかが寝相悪いとかありましたか？
もしくは、どちらとも寝相が悪かったですか？
なんて、午前3時に何馬鹿なことを聞いてるんだ俺は
ほんとすみません。
深｢んん…よいしょ｣
亮平を起こさないようにそろーっと上下を正し、
肩まで布団をかけて、ほっと一息。
貴｢ん、｣
深｢…大きくなったなぁ｣
スヤスヤ眠るAのお腹は日を重ねる毎に大きくなる。
それと同時に、守るものが増える責任をさらに感じる。
深｢…失礼しまーす｣
起こさないように、Aのお腹に触れる。
さすがにまだ胎動はわからないか
深｢ちぇ、｣
でもものすごく暖かい
まぁ、Aのお腹だからだろうけどね？
深｢頑張って大きくなって元気に産まれてこいよ〜
どっちだかわからないけど〜〜〜
そろそろどっちか教えてよ〜…｣
貴｢ふっ…ふふっ｣
深｢ぅお、びっくりした、起こした？｣
両手でAのお腹を撫でて念を送ってたら
起きたらしいAの笑い声
貴｢念送られてたらそりゃ起きる笑｣
深｢ごめん、静かにしてたつもりだったんだけど｣
貴｢うん、ありがとう｣
深｢…重たい？｣
貴｢……重たいねぇ｣
深｢だよな、うん、そうだよな｣
貴｢すごいよねぇ、人の中で人が成長するって｣
深｢確かにな｣
貴｢あたし達も最初はこうだったんだって思うと
色々ありがたく思える｣
深｢頑張ろうな｣
貴｢2人に、幸せだったって言ってもらえる親になろう｣
そう笑顔で言うAは
月の光でいつもの何倍もキレイに見えた。
-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1500人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えりこ(プロフ) - おかえりなさい！陰ながら応援しています。 (1月31日 23時) (
レス) @page8 id: 63c6e7c215 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 何度も繰り返し読んでいます。更新楽しみにしています。 (8月24日 16時) (レス) id: 314a7f555a (このIDを非表示/違反報告)
つむ - いつも、楽しみに見ています。頑張ってください。 (2022年12月10日 12時) (レス) @page3 id: d05aac05c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まる
| 作成日時：2022年12月3日 18時
