ぼくっ、りょへ！

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亮｢かめさぁん！｣
貴｢すごいねぇ｣


俺とAの間に座らせて、
俺の隣に舘さん、翔太の順番で並んで座ると
出てきたカメ。

深｢相変わらずいい声してんなぁ｣
宮｢そこ？笑｣
深｢思わず笑｣

キャッキャとはしゃぐ亮平と
ニコニコ楽しそうに亮平に相槌をうつA

カメを見ず、2人を眺めてると
まさかの亮平が当てられた。

カ｢お名前は？｣
亮｢りょへ！｣
カ｢りょへくんね、何歳かな？｣
亮｢にぃ！｣
カ｢2歳か、今日はパパとママと来たの？｣
亮｢ママとふっかぁ！あとね、だてちゃとしょっぴ！｣

興奮状態で、注目されてることを一切気にせず
聞かれたことをスパッと饒舌に答えてる亮平。


カ｢お友達かな？みんなのこと好き？｣
亮｢んふふっ、すきぃ｣
カ｢ママはお隣のキレイな人かな？ふっかは？｣
亮｢ふっか！｣
深｢ぅおっ…ふっかです…｣

亮平に手を取られて挙手すると
カメが話し始めた。


カ｢りょへのパパ？｣
深｢あー｣
亮｢りょへね、ふっかぁが、パパがいい！｣

まさかの発言に亮平の顔をガン見してた。


カ｢パパになってほしい？｣
亮｢うん！｣
カ｢おぉ、ママは？｣
貴｢はい｣
カ｢カメからのちょっとした助言として
頭の片隅にでも入れといてよ。
ふっかをりょへのパパ候補にしてやって！｣
貴｢え、は、はい…｣

まさか画面越しのカメに背中を押されるとは。
28年間生きてきた中で初だわ…



その後も、カメは翔太と涼太にも絡み、
幼馴染エピソードを話す羽目になったらしいけど
正直頭に入ってない。






隣で俺の手を握る亮平の目が
キラキラしてたことだけは覚えてる



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